熱戦続く鹿児島県高校総体。5月27日に男子サッカーの決勝が行われ、神村学園がライバル校対決を制し、6大会連続優勝を果たしました。
南さつま市で行われた決勝戦。男子の決勝は、新人戦を制した勢いで7年ぶりの優勝を狙う鹿児島城西と、新人戦の雪辱に燃える5連続優勝中の神村学園の対戦となりました。試合は、神村が立ち上がりから積極的にシュートを打ち、城西ゴールに迫ります。
すると前半27分、神村の高橋がゴールライン付近で粘りボールをつなぐと、最後は名和田が会場をうならせるシュートを放ち神村が先制します。
追いかける城西は後半、選手を入れ替え攻勢に出ます。後半7分、途中出場・矢吹のクロスに同じく途中出場の岡留が頭で合わせネットを揺らすも、オフサイドの判定でノーゴールに。その後も攻め続けた城西ですがゴールを奪えず。逆に後半アディショナルタイムに、神村の金城が勝利を大きく手繰り寄せる2点目を決め試合終了。
2対0で勝利を収めた神村学園が6大会連続9回目の優勝を果たしました。
試合後、神村学園の西丸道人キャプテンは「神村らしく粘り強く最後まで戦うことができ勝ててほっとしている。鹿児島県の代表として神村らしく攻撃的なサッカーで日本一になれるよう頑張る」と全国大会に向けて意気込みを語りました。
神村学園は、7月29日から北海道で行われるインターハイに出場します。