秋に開催される「かごしま国体」に向けて、活躍が期待される団体や個人に強化指定証が授与されました。
鹿児島市の県体育館で5月16日に行われた授与式には、選手や団体の代表ら194人が出席。
県スポーツ協会の会長を務める塩田知事が「最強布陣の選手団を編成し、目標達成に向けさらなる競技力強化をお願いしたい」と選手を激励しました。
そして選手を代表して、去年の全国高校生銃剣道大会・個人2年生の部で3位に入り、とちぎ国体では少年男子5位入賞を果たした、銃剣道競技の花森寛人選手(国分中央高校3年)が「開催にあたって準備をしてくれた皆さまや、県民の皆さまに感動を届けられるよう努力することを選手を代表して約束します」と力強く抱負を述べました。
今回、強化指定を受けたのは40競技の60団体と376選手で、去年の「とちぎ国体」と比べ、団体・個人ともに増加。鹿児島での天皇杯・皇后杯獲得へ、多くの選手が決意を新たにしていました。
とちぎ国体・ソフトボール成年女子3位の領家妃奈選手(森AW)は「燃える気持ち、鹿児島をもっと盛り上げるという気持ちと責任感を感じている。とちぎ国体の3位を超える成績をおさめたい」と話しました。
とちぎ国体・少年自由演技馬場馬術2位の日髙凱斗選手(鹿児島工業高校3年)は「去年のとちぎ国体でも優勝を目指して臨んだが、悔しい2位という結果だった。今年は優勝だけを目指してがんばりたい」と話しました。
「燃ゆる感動かごしま国体」は、9月16日から水泳などの会期前競技が行われ、10月7日から本会期が開幕します。