明治安田生命J3リーグの鹿児島ユナイテッドFCは5月14日(日)に、ホームでFC琉球と対戦。ホームの通算観客動員50万人突破のメモリアルマッチを勝利で飾りました。
Jリーグ参入8年。観客動員50万人まで、あと4568人として迎え試合は、「奄美群島日本復帰70周年記念」のスペシャルマッチの冠がつき、選手たちは奄美の子どもたちのエスコートで入場。今季初の3連勝をかけ13位の琉球と対戦しました。
立ち上がりから積極的にシュートを放ち、相手ゴールに迫ったユナイテッドFC。ゴールを奪えない時間が続きますが、直近3試合無失点と安定感を見せる守備陣が球際厳しくディフェンスし相手を抑え、0対0で折り返します。
ハーフタイムには、場内に通算観客数50万人突破のアナウンスが。
メモリアルマッチとなった試合で勝利を収めたいユナイテッドFCは後半も粘りの戦いを続けます。後半14分には、武と圓道の攻撃的な2人を同時投入。すると、交代直後からパスや裏への抜け出しでチャンスを作ります。迎えた後半35分、縦への速い攻撃から中原がミドルシュート。相手GKの好セーブでポストに跳ね返ったボールを有田がシュート。さらに、こぼれ球を圓道が落ち着いて決めゴール。分厚い攻撃の最後が圓道のJ初ゴールとなりユナイテッドFCが先制します。
終盤には、相手のミスを見逃さなかった武が、パスをカットするとそのまま持ち上がり2点目。
途中出場の選手の活躍で2対0で勝利したユナイテッドFC。3連勝で5位浮上です。
3試合連続のクリーンシート勝利で首位との勝点差を「2」に縮め、5位に浮上したユナイテッドFC。次のリーグ戦は天皇杯1回戦を挟み、5月28日(日)にアウェーで7位・松本山雅FCと対戦します。