今年から「高円宮杯U18プレミアリーグ」に参戦している神村学園男子サッカー部。4月9日にシーズン最初のホーム戦があり、嬉しい初勝利をあげました。
「高円宮杯U18プレミアリーグ」はEAST・WESTの2つに分かれ、高校やJクラブのユースチームなど、それぞれ12チームずつが所属し、ホーム&アウェイ方式で1年をかけ22試合を戦うなどし、年代別日本一を争います。
県勢としてもこのリーグへ初挑戦となる神村学園は4月9日に南さつま市で初のホーム戦に臨み、ジュビロ磐田U18と対戦しました。
立ち上がりこそ固さの見られた神村ですが、攻撃から徐々にリズムを掴み、相手ゴールに迫ります。すると両チーム無得点で迎えた後半9分。CKからキャプテンの西丸が頭で合わせ先制。しかしその2分後、スピードのある攻撃で同点に追いつかれます。
ここから試合が動き出し、後半13分には再び西丸が決め、勝ち越しに成功すると、その後、互いに1点ずつを加え3対2で試合は終盤に。
Jユースチームの意地の猛攻を受ける苦しい時間も続きましたが、チームを救ったのは頼れるキャプテンでした。
「みんながきついなか守備を頑張ってくれていたので、点を取って楽にしてあげたかった」と、西丸は、後半38分にハーフウェイライン付近でボールを受けるとドリブルで持ち上がり、相手ディフェンダーを交わしてシュート。ハットトリックを達成してリードを広げます。
さらにアディショナルタイムには、西丸のこの日4点目で勝負あり。5対2で神村学園がプレミアリーグ初勝利をあげました。
試合後、4ゴールの活躍を見せた西丸道人キャプテンは「前半は固さもあったが、後半で立て直して大量得点で勝てたのは良かった。同年代最高峰の舞台では、今までフィジカルで勝てていた部分も勝てなくなったりするところがある。残留を目標にするのではなく、ファイナルで王者になれるように頑張っていく。」と力強く話してくれました。
開幕2戦を終え4位につける神村学園。次戦は4月16日(日)、熊本で大津高校と対戦します。