終盤戦のバスケットボールB3リーグ。4位の鹿児島レブナイズは3月18日と19日、西原商会アリーナで13位湘南ユナイテッドBCと対戦。両日合わせて5000人を超えるブースターの前で5連勝を果たし、3位に浮上しました。
【GAME1・3月18日】
重たい入りとなったレブナイズは1Qわずか8得点。それでも2Qに中島のシュートなどで追い上げ、1点差に詰め寄ります。すると後半3Qには6本の3Pシュートなどで30得点を挙げ一気に逆転。後半だけで56得点とリードを広げ、86-70で勝ちました。
☆鹿児島 8 22 30 26 | 86
★湘南 17 14 20 19 | 70
#17 ファクエイド:24得点・12リバウンド・7アシスト・5スティール
#23 ゲインズJr:16得点
#1 中島:12得点
#11 森田:8得点・6アシスト
【GAME2・3月19日】
レギュラーシーズンクラブ史上最多2855人が声援を送る中、序盤から中島や武藤の3Pシュートなどでリード。強度の高いディフェンスを続けたレブナイズは、3Qは7分近く無失点で後半合わせてもわずか15失点。オフェンスではエースのゲインズJrだけでなく控えも次々に得点を重ね、88-42の大差で連勝。この結果、勝率で並んだ静岡を得失点差で上回り、3位に浮上しました。
☆鹿児島 23 16 22 27 | 88
★湘南 11 16 5 10 | 42
#23 ゲインズJr:31得点
#17 ファクエイド:16得点・12リバウンド
#1 中島:10得点
◆クルニッチHC『とても良い試合だった。前半以上に後半は素晴らしいディフェンスができていた。オフェンスでも後半ターンオーバー4に抑えられたことでオフェンスのいい判断でスコアを伸ばすことができた。選手たちは多くのエナジーを費やして、自分達のプランを遂行してくれた。目の前の一つ一つの試合を集中してやっていくことが、最終的にいい結果に繋がると思う』
◆武藤キャプテン『最近ゲームの入りの悪さが目立つ展開が多かった中で、自分達のインテンシティの高さを示すことができたゲームだった。最初にいい形でゲームに入れたら、後から続く選手たちも思い切ってプレーができると思う。みんなのしっかりリングを守るという強い意識が、3Q相手を5点に抑えきれたのだと思う。2800人を超える応援は、相手からするとすごく嫌だと思う。それに自分たちはとても助けられた。感謝している』
◆ゲインズJr『みんなが高いエネルギーをもって最後まで戦うことができた。いつも練習でやっていることを表現できた試合でもあった。素晴らしい会場の雰囲気で、たくさんの応援を送ってくれたブースターに感謝している。B2昇格はホーム鹿児島を盛り上げるという意味もあるので、しっかりその集大成の準備をして試合に臨みたい』
今季も残り3節。次戦は3月25日と26日、7位トライフープ岡山と対戦します。
【B3リーグ 2022-23シーズン順位表】(第23節・3月19日現在)
1 岩手 39勝7敗 .848 ※PO進出
2 埼玉 38勝8敗 .826 ※PO進出
3 鹿児島 36勝10敗 .783 ※PO進出
4 静岡 36勝10敗 .783 ※PO進出
5 横浜EX 34勝12敗 .739 ※PO進出
6 東京U 29勝17敗 .630 ※PO進出
7 岡山 26勝20敗 .565 ※PO進出
8 豊田合成 20勝26敗 .435
ーーーー(プレーオフ進出ライン)ーーーー
9 岐阜 19勝27敗 .413
10 三重 16勝30敗 .348
11 八王子 15勝31敗 .326
12 金沢 15勝31敗 .326
13 湘南 14勝32敗 .304
14 立川 12勝34敗 .261
15 山口 12勝34敗 .261
16 品川 7勝39敗 .152
【リーダーズ】(レブナイズ関係)
<得点>
3位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均24.36
<アシスト>
4位 濱田貴流馬 平均4.32
<3ポイント成功率>
10位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 38.00
<スティール>
1位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均2.44
<ブロックショット>
5位 藤田浩司 平均1.05