3月17日から行われている「日本一」をかけた日本ハンドボールリーグのプレーオフ。霧島市が拠点のソニーセミコンダクタマニュファクチャリングは19日に2ndステージに臨み、大熱戦の末、勝利。決勝進出を決めました。
東京で行われたプレーオフ2ndステージ。リーグ戦を4位で終えたソニーは、プレーオフ初戦から中1日で、リーグ戦2位のオムロンと対戦しました。
ファイナル(=決勝)をかけた一戦は60分で決着つかず。19対19の同点で前後半5分の延長戦に突入します。延長に入っても両者一歩も引かず、後半残り1分を切ってオムロン1点リードと僅差の展開に。追いつきたいソニーは猛攻を仕掛けると、相手のペナルティーから7mスローを獲得。決めれば同点の場面でシューターは金城。1度はセーブされるも、跳ね返りにうまく反応し土壇場で同点に追いつきます。結局、延長でも勝敗は決まらず、勝負は7mスローコンテスト(サッカーのPK)での決着になります。
ソニーの1人目は、直前で止められている金城。プレッシャーのかかる場面も、思い切り振りぬきゴールを決めると、オムロンの1人目が失敗。リードを奪うと、その後も落ち着いて決め続けたソニー。決めれば勝利となる5人目の初見もしっかりと決め、試合終了。7mスローコンテストまでもつれた大接戦を制したソニーは、レギュラーリーグ4位からの逆転で、プレーオフ・ファイナル進出を決めました。
13シーズンぶりの日本一をかけたプレーオフ・ファイナルの相手は、日本リーグ8連覇中の絶対女王・北國銀行。日本選手権決勝や・ホーム最終戦で敗れた相手へ雪辱なるか。
試合21日(火)、午後0時半、愛知の豊田合成記念体育館エントリオでスローオフです。