日本ハンドボールリーグ女子のソニーは2月26日、ホーム最終戦で今季無敗の北國銀行と対戦。試合後には、現役を引退する6選手のセレモニーが行われました。
リーグ戦では初めてとなる、西原商会アリーナで行われたホーム最終戦。
プレーオフ進出を決めている4位のソニーは、現在首位で先月の日本選手権・決勝で敗れた北國銀行と対戦しました。試合は、ソニーが前半、伊地知・服部の連続ゴールでリードを奪うなど一進一退の展開に。2点を追いかける後半立ちあがりには相手選手が2分間の退場となり、ソニーは数的優位のチャンスに。しかし、このチャンスを生かせず、その後15分以上得点できない間に一気に12点を奪われ突き放されたソニー。30対18で敗れ、悔しいホーム最終戦となりました。
試合後には、今季限りで27年間の現役生活に幕を下ろす元日本代表で通算最多シュート阻止の記録を持つ飛田季実子選手をはじめ、田村美沙紀選手・藤田遥香選手・谷華花選手・徳永千紘選手・松浦侑加選手の引退する6選手のセレモニーが行われました。セレモニーで飛田選手は「こんなに長くプレーが出来るように産んでくれた両親や家族にお礼を言いたい。ありがとう。最後は勝って終わりたいと思っているので、プレーオフまでの期間みんなで頑張りましょう」と話しました。
リーグ最終戦は3月4日のイズミメイプルレッズ戦(アウェー)。日本一をかけて戦うプレーオフは、3月17日から始まります。