バスケットボールB3リーグは終盤戦に突入。ここまで16チーム中4位の鹿児島レブナイズは2月25日と26日、3位さいたまブロンコスとの大一番をビーラインスポーツパーク姶良体育館で戦いました。
【GAME1・2月25日】
ほぼ3年ぶりに声出し応援が解禁され、大ブースト合戦となった上位対決は序盤から激しいせめぎ合いに。その中でレブナイズは大黒柱のロートがコンディション不良で早々とベンチに下がる苦しい展開で、前半10点リードされます。しかし後半3Qに激しいディフェンスで相手のミスを誘うと、ファクエイドや永山の3Pなどで追い上げます。最後まで粘りのバスケットで終盤一時3点差まで迫りましたが、結局91-97で惜しくも敗れ、順位を5位に落としました。
★鹿児島 22 18 28 23 | 91
☆埼玉 23 27 23 24 | 97
#23 ゲインズJr:36得点
#17 ファクエイド:23得点・10リバウンド
#32 武藤:13得点
#58 永山:11得点
【GAME2・2月26日】
姶良市で過去最多1357人が詰めかけ、満員で立ち見が出るほどとなった第2戦。しかしレブナイズはロート、ファクエイド、今川のビッグマン3人がケガで出場できない非常事態。そんな中、レブナイズは選手たちは序盤からエナジー全開で激しくディフェンスを続け、2Qには一挙29得点を挙げるなど、前半で44-36とリードします。後半もディフェンスの勢いが止まらないレブナイズは、相手のボールを奪うスティールを連発。さらにリードを広げ、終わってみれば92-74で見事に勝利。順位も4位に戻しました。
☆鹿児島 15 29 22 26 | 92
★埼玉 20 16 22 16 | 74
#23 ゲインズJr:25得点・15リバウンド
#35 ディオップ:23得点
#32 武藤:11得点・5アシスト
#58 永山:10得点
#11 森田:7得点・5アシスト
◆クルニッチHC『とてもいい試合だったと思う。多くのブースターの皆さんの応援が支えとなり、鼓舞してくれた。人数が少ないタフな状況ではあったが、選手たちは信じられないくらいエナジーを持って、一丸となってこのゲームを強く戦い抜いてくれた。自分たちの速さを活かしたバスケと良いチームワークが勝利に繋がったと思う。プレーオフもそうだが、まずは残りの試合をひとつひとつ毎ゲームしっかり準備して戦っていく、それが重要だと考える』
◆武藤キャプテン『GAME1の反省を活かし、チームとしてディフェンスをしっかりやり切るという共有認識があって、そこを遂行できたのは良かった。ビッグマンが出られない状況の中で、勝ちきれたことはポジティブに捉えていいと思う。ブースターの皆さんの応援はほんとに嬉しかったし、その中での試合は楽しかった。感謝の気持ちを勝利という形で届けられて良かった。クラップもすごいが、声はより想いが伝わる感じがした』
◆ディオップ(MVP)『コーチが言った通り、勝つためには最初から最後までハードにディフェンスしないといけないゲームだった。みんなでやり切った結果が勝利に繋がったと思う。マイケルやロートがいない中、自分の仕事をやりきることができて良かった』
レブナイズは次節、3月2日と3日に最下位のしながわシティとアウェーで対戦します。
【B3リーグ 2022-23シーズン順位表】(第20節・2月26日現在)
1 静岡 35勝5敗 .875 ※PO進出
2 岩手 35勝5敗 .875 ※PO進出
3 埼玉 32勝8敗 .800 ※PO進出
4 鹿児島 31勝9敗 .775 ※PO進出
5 横浜EX 31勝9敗 .754 ※PO進出
6 東京U 24勝16敗 .600
7 岡山 23勝17敗 .575
8 岐阜 16勝24敗 .400
ーーーー(プレーオフ進出ライン)ーーーー
9 豊田合成 15勝25敗 .375
10 三重 14勝26敗 .350
11 湘南 14勝26敗 .350
12 八王子 13勝27敗 .325
13 金沢 12勝28敗 .300
14 立川 11勝29敗 .275
15 山口 11勝29敗 .275
16 品川 3勝37敗 .075
【リーダーズ】(レブナイズ関係)
<得点>
1位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均24.54
<アシスト>
5位 濱田貴流馬 平均4.38
<リバウンド>
6位 ローガン・ロート 平均10.38
<3ポイント成功率>
6位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 39.53
<スティール>
1位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均2.33
<ブロックショット>
1位 ローガン・ロート 平均1.43
4位 藤田浩司 平均1.11