りそなグループB2リーグで西地区2位につける鹿児島レブナイズは16日と17日、アウェーで5位バンビシャス奈良と対戦し、連勝で西地区最速で10勝目を挙げ、首位に浮上です。
【GAME1 11/16(土)】
1Qはインサイドから確実に決める奈良に対して、レブナイズはアウトサイド中心のオフェンス。伴馬が2本、武藤が終了間際に1本の3Pを決めて17-19。2Qも一進一退の中、兒玉の連続3Pで逆転に成功。37-33で折り返します。すると3Qにディフェンスのギアを上げて一気に主導権握り大きくリード。終盤まで集中したディフェンスで得点につなげ78-56で勝ち、連敗を4で止めました。今季最少失点に加え、今季初の全員得点。ターンオーバーからの得点が今季最多タイ25と、いいディフェンスから得点につなげた試合でした。
★奈良 19 14 10 13 | 56
☆鹿児島 17 20 23 18 | 78
#23 ゲインズJr:15得点
#3 ハームス:10得点
#32 武藤:10得点
#14 兒玉:8得点・5アシスト
【GAME2 11/17(日)】
序盤から落ち着きのあるプレーで、それぞれが役割をしっかり果たして得点するレブナイズ。一時8点差をつけますが、奈良も随所に上手さを見せて追い上げ、1Qは18-19と奈良1点リード。2Qに入ると藤本の連続ペイントアタックやハームスのゴール下など、開始3分半で14-0のラン。一気にリードを奪い、42-34と8点リードで折り返します。3Qは互いに守り合いで点が伸びない中、レブナイズはリチャードソンやハームスを中心にインサイドから得点。ところが4Q、レブナイズのショットがリングに嫌われる中、奈良が4本の3Pで一気に追い上げ。2点差まで詰め寄られます。しかしそこから落ち着きを取り戻したレブナイズは最後まで集中して同点は許さず、結局75-66で連勝。今季10勝目で再び西地区首位に立ちました。
★奈良 19 15 10 22 | 66
☆鹿児島 18 24 16 17 | 75
#3 ハームス:24得点・14リバウンド
#9 藤本:11得点
#23 ゲインズJr:11得点
#11 森田:2得点・5アシスト
◆カレロHC『特にGAME2の4Qは相手の気持ちが入ったゲームをしていたが、我々もタフでハードなゲームであったことは間違いない。シュートで苦しんだところもあった中、こうやって勝ち切れたことは大きな一歩。結果に関しては満足しているが、非常にハードな試合だった』
◆#3ハームス『連敗が続いていた中で今節は非常に大きな連勝だと思う。チームとしてしっかり機能したことが得点に繋がったと思っているので、そこに関しては手ごたえを感じている。来週も重要なゲームとなるので、この勢いを維持してそこにどれだけエナジーを持ってこれるかが鍵となる』
◆#9藤本『4連敗していた中で、今節の2連勝は自分たちにとってすごく良かった。個人としては途中から出る機会が多い中で、ゲームの流れを見ながら自分にできることをしっかりとベンチで考えていて、それをコートで表現できたので良かった。苦しい時間帯もあったが、しっかり最後まで自分たちのディフェンスを遂行できたことが勝利に繋がったと思う』
次節は、7連勝中と好調で西地区2位につけるライジングゼファー福岡とのホーム決戦。11月23日・24日に西原商会アリーナで対戦します。
【B2西地区順位表】(11/17現在)
① 鹿児島レブナイズ 10勝5敗 .667
② ライジングゼファー福岡 9勝6敗 .600
③ 神戸ストークス 9勝6敗 .600
④ ベルテックス静岡 8勝7敗 .533
⑤ バンビシャス奈良 6勝9敗 .400
⑥ 熊本ヴォルターズ 1勝14敗 .067
⑦ 愛媛オレンジバイキングス 1勝14敗 .067
【B2東地区順位表】(11/17現在)
① アルティーリ千葉 14勝1敗 .933
② 福井ブローウィンズ 10勝5敗 .667
③ 信州ブレイブウォリアーズ 10勝5敗 .667
④ 富山グラウジーズ 8勝5敗 .615
⑤ 青森ワッツ 7勝8敗 .467
⑥ 山形ワイヴァンズ 6勝9敗 .400
⑦ 福島ファイヤーボンズ 4勝9敗 .308