バスケットボールB3リーグ・16チーム中4位の鹿児島レブナイズは2月11日と12日、指宿総合体育館で8位岐阜スゥープスと対戦しました。プレーオフ進出争いが佳境を迎えつつある中、ハードな試合が続きます。
【GAME1 2月11日】
序盤からハードなディフェンスをしかける岐阜が勢いを攻撃にもつなげ、1Qでレブナイズに6点をリード。しかしレブナイズも2Qに松井と中島の3Pシュートなどで追い上げて逆転。1点リードで折り返します。後半3Qに濱田の3Pシュートなどで一時リードを8点に広げましたが、その後ファウルでリズムが崩れてしまい苦しい展開に。終盤は大黒柱のロートとファクエイドが5ファウルで退場となりさらに厳しい展開に。それでもゲインズJrのシュートなどで食らいつきますが、勝負どころで岐阜に決められ、今季最多失点となる92-98で悔しい敗戦となりました。
★鹿児島 22 21 24 25 | 92
☆岐阜 28 14 27 29 | 98
#23 ゲインズJr:36得点
#15 濱田:18得点
#17 ファクエイド:14得点
【GAME2 2月12日】
前日敗戦の悔しさを晴らそうと、前半から大黒柱のロートがゴール下で攻守に奮闘。ディフェンスも岐阜の攻撃をしっかり抑え、前半で49-31と大きくリードします。後半も攻撃の手を緩めず、3Q33得点で試合をほぼ決めると、終盤も控え選手がしっかりと活躍し103-71で勝ちました。現在リーグ得点王のゲインズJrは4試合連続で30得点以上を挙げる活躍でチームをけん引しています。
☆鹿児島 24 25 33 21 | 103
★岐阜 19 12 20 20 | 71
#23 ゲインズJr:30得点
#31 ロート:20得点・11リバウンド
#17 ファクエイド:15得点・5スティール
#11 森田:8得点・7アシスト
#1 中島:8得点・6アシスト
#15 濱田:6得点・5アシスト
◆クルニッチHC『GAME1よりいい試合になった。特にディフェンスの部分で違った顔を見せることができた。選手たちも自分たちがどうすべきか再確認できたと思う。選手たちはどうやって勝ちたいのかを表現してくれた。鍵はディフェンスだったので、最後までやりきれたことは良かった』
◆森田『GAME1は消極的になってしまったので、GAME2は自分のプレーから打開していくという気持ちで臨んだ。2戦先勝方式のプレーオフに向けても修正できたことは良かった。日々の積み重ねがプレーオフに繋がると思うので、一つ一つの試合を常に気持ち持ちながらプレーしていきたい』
◆ロート『GAME1はスコアのところなど細かいところを気にしてしまって、結果ディフェンスがうまくいかなかった。GAME2のようにチーム全員で一生懸命プレーすることができれば、結果はついてくると思う』
なお今節の結果で静岡、岩手、埼玉の3クラブのプレーオフ進出が決定しました。4位キープのレブナイズは次節、13位山口ペイトリオッツとアウェーで対戦し、1つ勝てばプレーオフ進出が決まります。
【B3リーグ 2022-23シーズン順位表】(第18節・2月13日現在)
1 静岡 31勝5敗 .861 ※PO進出
2 岩手 31勝5敗 .861 ※PO進出
3 埼玉 29勝7敗 .806 ※PO進出
4 鹿児島 28勝8敗 .778
5 横浜EX 27勝9敗 .750
6 東京U 24勝12敗 .667
7 岡山 21勝15敗 .583
8 岐阜 16勝20敗 .444
―――(プレーオフ進出ライン)―――
9 豊田合成 13勝23敗 .361
10 三重 13勝23敗 .361
11 湘南 12勝24敗 .333
12 八王子 11勝25敗 .306
13 山口 10勝26敗 .278
14 金沢 10勝26敗 .278
15 立川 9勝27敗 .250
16 品川 3勝33敗 .083
【リーダーズ】(レブナイズ関係)
<得点>
1位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均23.69
<アシスト>
5位 濱田貴流馬 平均4.33
<リバウンド>
2位 ローガン・ロート 平均10.68
<3ポイント成功率>
6位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 39.68%
7位 森田雄次 38.71%
<スティール>
1位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均2.37
7位 ローガン・ロート 平均1.44
<ブロックショット>
1位 ローガン・ロート 平均1.47
5位 藤田浩司 平均1.18