りそなグループB2リーグは今季序盤戦が続いています。前節富山に連敗しながらも通算8勝3敗で西地区首位をキープしている鹿児島レブナイズ。9日(土)と10日(日)は、東地区で開幕11連勝中のアルティーリ千葉とアウェーで対戦しました。
【GAME1 11/9(土)】
インサイド、アウトサイド、バランス良く得点を重ねる千葉に対して、レブナイズはなかなかシュートを決めることができず、リバウンド争いでも主導権を握られ、1Qを11-26で終えます。しかし2Qに入ると、ディフェンスから流れを引き寄せたレブナイズ。飴谷やハームスの3Pなどで追い上げ、前半を35-44と一桁差で終えます。しかし後半3Q序盤、相手に連続9点を奪われリードを広げられると、4QにはA千葉の大塚に3P3本を含む10得点を奪われます。3P成功率をわずか16.7%に抑えられてしまったレブナイズは、終わってみれば65-87で敗れました。
☆A千葉 26 18 24 19 | 87
★鹿児島 11 24 18 12 | 65
#23 ゲインズJr:16得点
#7 飴谷:14得点
#3 ハームス:13得点
#5 伴馬:10得点
【GAME2 11/10(日)】
1QからA千葉の木田に一人で3P3本を含む17得点を許し、6点のビハインド。しかし2Q、飴谷、藤本、駒水らベンチメンバーが次々に得点して逆転。45-44と1点リードして折り返します。ところが後半もA千葉の木田の勢いが止まりません。3Pなどで加点され、じわじわとリードを許します。レブナイズもスティールからゲインズJrのダンクや、速攻で伴馬のダンク、ハームスの3Pなどで追いすがります。さらに激しいボール回しやルーズボールへの執念からオープンを作りシュートを狙いますが、ここぞの場面でリングに弾かれます。終盤まで粘って食らいつきましたが、勝負どころでしっかりと決め切った千葉に追いつくことはできず、78-86で悔しい4連敗となりました。
☆A千葉 27 17 24 18 | 86
★鹿児島 21 24 18 15 | 78
#7 飴谷:14得点
#3 ハームス:13得点・6ブロックショット
◆カレロHC『リーグ全体でも別の域にいるチームに対して、GAME1からのゲームを見直し、自分たちが積み上げてきたチームの現時点の色をしっかり出せて最後まで諦めることなく戦い、なんとか競い合うことができた我々の選手を誇りに思う。このリーグに合わせてまだまだ強化してチームを作っていかなければいけないので、その段階のステップとしてこういう経験をさせてもらったのは本当に素晴らしいことだと思う』
◆#23ゲインズJr『素晴らしいチームとやれたことで、我々が学ぶべきことはいっぱいあったと思う。本来レブナイズがやるべきエナジーとインテンシティーの強さを取り戻し、GAME2は少し争うことができたと思うが、我々はもっと上げていかないといけない。A千葉を筆頭にB2はこういう強いチームばかりのリーグであることは間違いないので、毎週毎週ベストなプレーとゲームをしないと戦っていけないとあらためて感じた』
◆#32武藤キャプテン『負けてしまったが、 最後の最後までわからない展開まで持っていけたのは、自分たちの成長としてポジティブに捉えていい部分だと思う。ゲームの入りの5分で、GAME1は相手に気持ちよくプレーさせてしまったが、GAME2はそれをさせないようにフィジカルに戦えたのは、自分たちがアジャストできた部分だったと思う。リードできる時間もあった中で、そこで差を広げられなかったのは自分たちのまだまだ弱い部分。リードした時に5点・10点・15点という風に、短い時間での目標を持って取り組めれば、もっともっとチームとして変わっていけると思う』
通算8勝5敗でベルテックス静岡と並んだレブナイズは得失点差で2位に後退となりました。次節は再びアウェーゲーム。16日(土)・17日(日)にバンビシャス奈良とアウェーで対戦します。
【B2西地区順位表】(11/10現在)
① ベルテックス静岡 8勝5敗 .615
② 鹿児島レブナイズ 8勝5敗 .615
③ 神戸ストークス 7勝6敗 .538
④ バンビシャス奈良 6勝7敗 .462
⑤ ライジングゼファー福岡 5勝6敗 .455
⑥ 熊本ヴォルターズ 1勝10敗 .091
⑦ 愛媛オレンジバイキングス 1勝12敗 .077
【B2東地区順位表】(11/10現在)
① アルティーリ千葉 13勝0敗 1.000
② 信州ブレイブウォリアーズ 9勝4敗 .692
③ 福井ブローウィンズ 7勝4敗 .636
④ 富山グラウジーズ 8勝5敗 .615
⑤ 青森ワッツ 6勝7敗 .462
⑥ 山形ワイヴァンズ 4勝7敗 .364
⑦ 福島ファイヤーボンズ 4勝9敗 .308