県高校新人ラグビー大会15人制の部は1月25日に4チームが参加して開幕。まだ雪の残る鹿児島市の県立サッカー・ラグビー場で準決勝2試合が行われました。
第2試合は、年末の花園に出場した加治木工に鹿児島工が挑みました。
開始3分に鹿児島工が得意のモールで押し込むと、バックスに展開して先制トライを奪います。一方、加治木工も得意の守備の圧力でじりじりと前に出ると、14分にゴール前のスクラムからNo8近藤がトライを返しました。
しかし、そこから鹿児島工ペース。縦の突破や相手ミスから前半で2トライを追加。21-5とリードして前半を終えます。
後半も鹿児島工がSO林のキックから次々にチャンスメイク。FW・BK一体となって縦横無尽に駆け回り、後半5トライ3ゴールを追加。52-5で圧倒して決勝進出を決めました。
鹿児島工・髙山凜人主将
「上級生下級生関係なくしっかりコミュニケーションをとれるチーム作りをしてきたのが良かった。誰が出てもトライを取れるチームを追求していきたい」
一方、第1試合は鹿児島実がラ・サールに20トライの猛攻で130-0で勝っています。
鹿児島実と鹿児島工は2月に沖縄で行われる九州大会の出場を決めました。決勝と3位決定戦は1月29日に県立サッカー・ラグビー場で行われます。