鹿児島県内はプロスポーツの春季キャンプシーズンを迎えています。県出身の遠藤保仁選手が所属するJ2のジュビロ磐田は、1月23日に鹿児島市でキャンプをスタートさせました。
ジュビロ磐田の鹿児島キャンプは22年連続26回目です。練習前には歓迎式が開かれ、鹿児島市から鹿児島黒牛や黒豚などの特産品が贈られました。
昨シーズンJ1最下位でJ2に降格した磐田は、カタールW杯で日本代表コーチを務めた横内昭展新監督のもとJ1復帰を目指します。初日は、少人数でのパス回しなどの練習が行われ、元・日本代表で鹿児島市出身の遠藤保仁選手も軽快な動きを見せていました。
練習後、遠藤選手は「鹿児島は慣れ親しんだ場所なので、そこで練習できるということは嬉しいこと。なかなか静岡(=磐田のホーム)に来られない方もたくさんいると思うので、トレーニングマッチや練習を楽しんで見て帰ってもらえたら」と話しました。
ジュビロ磐田の鹿児島キャンプは、2月4日まで鹿児島市の白波スタジアムで行われます。キャンプは一部を除き一般公開され、サインや写真撮影なども「当日抽選制」で行われる予定です。この他、県内ではJ1の柏レイソルや湘南ベルマーレなど、Jリーグ11クラブがキャンプを行う予定です。