先月31日に鹿児島を訪れたのは、冬の全国高校ラグビー・花園の上位常連校、兵庫県の報徳学園の選手たち。九州遠征の一環で、甲南高校卒業生で報徳学園ラグビー部前監督でもある前田豊彦さんの母校を訪問しました。
前田さんは、1937年生まれで甲南7期生。甲南高校を卒業後、鹿児島大学に進み、1960年から報徳学園の監督に就任。その後、同校を常連校に育てあげました。その前田先生の足跡を辿ろうと、甲南高校では合同練習をしたり、当時の卒業アルバムを見たり、校舎見学もしたそうです。
また、その日の午前中には、鹿児島県内の年代別代表が報徳学園のメンバーと練習試合形式で対戦。高校ラガーマン同士の交流を深めました。
報徳学園の関係者は「鹿児島から兵庫に来られ、ラグビー部を花園常連校へと導いた情熱のルーツを辿り、バトンを受け継いだ私達の使命を再確認できました」と話していました。