明治安田J2の鹿児島ユナイテッドFCは6月15日、ホームの白波スタジアムで、リーグ14位の山形と対戦。
前半26分に先制された鹿児島は後半35分、外山の左サイドからのクロスに有田がDFの間に割って入りヘディングでゴールを決め、同点においつきます。
さらに後半アディショナルタイムには、右サイドで得たFKを途中から出場した井林が頭であわせ、値千金の決勝ゴール。ユナイテッドFCが2対1で山形を破り9試合ぶりの勝利をあげました。浅野監督にとっては就任後、嬉しい初勝利。
試合後、逆転ゴールを決めた鹿児島ユナイテッドFCの井林選手は「一人一人が小さなことを見つめ直してやってきた。(ゴールシーンは)くるかもしれないと、読んだ上でのプレー。流しこむだけだった。上位に力の差を見せつけられたりして、チームの中で厳しさを持っていこうとやってきた。開始直後からしぶとく戦った。勝ち点を拾っていくしかない。上を見続けたい」と話しました。
浅野監督は「嬉しい気持ちとホッとした気持ち。選手たちは最後までボールをおってくれた。残留という目標、その上を目指して勝ち点を拾っていく。選手たちはよく走ってくれた。井林の高いヘディングをはじめ、選手たちがよくハードワークをしてくれた」と時折、笑みを浮かべながら、試合をふりかえっていました。
鹿児島ユナイテッドFCの通算成績は4勝7分け9敗。勝点を19としましたが、16日(日)に水戸が勝ったため、18位と依然として降格圏内です。鹿児島ユナイテッドFCの次の試合は6月22日(土)。ホームで、11位の大分と対戦します。