6月1日、今シーズンから国内最高峰の日本ソフトボールリーグに参入している山口水産ソフトボール部が、地元で試合に臨みました。
南九州市で行われた日本ソフトボールリーグ第2節。開幕から5試合勝利がない山口水産は1日、リーグ初白星を目指し、愛媛ウェストと対戦しました。
2点を追いかける山口水産は3回裏2アウト2塁のチャンスで4番マケアの一打により1点を返しますが、5回表に先発の元・ニュージーランド代表ニックが長打を浴び、4対1と点差を広げられます。
しかし、5回裏ランナー1人を置き、3番・マタカティアが2ランホームランを放ち1点差に迫ると、4番のライリーもソロホームランで続き、試合を振り出しに戻します。
迎えた最終回、山口水産は2番手で登場した原口投手が三者凡退に抑え、その裏の攻撃につなげると、1アウトランナーなしで、南九州市知覧町出身の眞茅がサヨナラホームラン。5対4で接戦を制した山口水産が、嬉しいリーグ初勝利を地元であげました。
劇的な一本を放った山口水産の眞茅大翔選手は、「自分のバットで決めてやるという強い気持ちで打席に入った。地元の知覧である大会は数少ないので、そういう所で1本打てたのがうれしい」と話していました。
山口水産は2日の試合でも1勝をあげ、現在17チーム中14位。リーグ戦第3節は、8月30日から3日間。三重県で4試合を行います。