5年ぶりのJ2開幕に向けて準備を続ける、鹿児島ユナイテッドFC。
指宿キャンプの最終日となった1月28日に、去年J3で4位の今治とトレーニングマッチに臨みました。
今シーズン初公開となるトレーニングマッチには、約800人のサポーターが駆けつけました。
試合では、新加入の選手と既存の選手が細かいパスを回し、最後は新加入の田中が「いい距離感でパス交換できた」と難しい角度のシュートを決め、得点に繋げます。一方で、高い位置でボールを奪われ失点につながる場面も。
それでも、サイドからの攻撃で鈴木や圓道が得点を奪ったユナイテッドFCは5対2で勝利。
J2開幕に向け、白星でキャンプを終えました。
大島康明監督は「キャンプはプレーモデルの浸透とプレー強度、質を上げていくものだったが、いいものになったと思う。この選手たちと一緒に戦えるのが非常に楽しみでワクワクしている」とキャンプを総括しました。
8日間のキャンプを終え、新加入選手たちも開幕へ気を引き締めました。
トレーニングマッチで得点を挙げた田中渉選手(モンテディオ山形から期限付き移籍)は「毎日強度の高い練習ができて、その中で質を求めていこうと監督からも言われていたし、チームとしてあがってきた。もっと開幕に向けてこだわって、いいスタートダッシュができるようにしたい」と話しました。
チームは今後もトレーニングを続け、2月下旬のJ2開幕に備えます。