選抜女子駅伝北九州大会が1月21日に行われ、去年暮れの「都大路」を制した神村学園が大会連覇を果たしました。
高校から実業団までのトップチームが27.2キロで競うこの大会。同じコースで一般(実業団チーム中心)は5区間、高校生は6区間にわかれタスキを繋ぎます。鹿児島県関係では高校の部に神村学園と鳳凰が、一般の部に京セラが出場しました。
1区13位でタスキを受けとった神村は、2区で3年生・カロラインが驚異的な走りを見せます。「都大路」で大逆転を演じたカロラインは、クイーンズ駅伝で区間新記録を打ち立てた実業団・京セラのムカリと並び次々と前の選手を追い抜きます。2キロ付近でムカリも振り切ったカロラインは圧巻の12人抜き。区間新の走りで単独首位に立ちます。
その後も選手それぞれが力を見せた神村。
最終6区では1年生・瀬戸口が区間賞の走りで後続との差を広げ、実業団よりも前の全体1位でフィニッシュ。
高校の部の大会新記録を樹立し、2年連続5回目の頂点に立ちました。
なお、京セラは一般の部2位、鳳凰は高校の部15位でした。