2024シーズン、5年ぶりにJ2で戦う鹿児島ユナイテッドFCは、1月11日に新体制を発表しました。
鹿児島市で開かれた新体制発表会見。集まった多くのサポーターを前に、2シーズン目の指揮を執る大島康明監督は「攻守においてアグレッシブにアクションフットボールを体現したい。そうしたなかで、目の前のトレーニング・ゲーム・ピッチに目を向けて、そこに100%注ぎ込んでスタートしたい。そして、喜び・感動を共感できるように努めていく」と勝負のJ2へ決意を語り、目標の順位については「15位以上を目標において、その上は上方修正する」としました。
また、会見には新加入選手9人も出席。赤尾公強化部長は補強ポイントについて「既存の選手をベースに、各ポジション若手から経験のある選手を獲得。バランスよくチーム全体のベースアップを狙った」としたうえで、「既存の選手と競い共存し、強い鹿児島ユナイテッドFCを編成していきたい」と話しました。
清水エスパルスから完全移籍で加わった井林章選手は「セットプレーの得点源になれればいい。空中戦にこだわっているので、そこは今年もこだわりたい」と話し、FC岐阜から完全移籍で加入したンドカチャールス選手は「プレーの特徴は背後の抜け出しと攻撃の起点になること、背後の抜け出しからたくさんゴールを奪いたい」と抱負を語りました。
会見では、クラブ10周年を記念して製作された新ユニホームも改めて披露。
すでに、去年の同じ時期と比べ2.5倍の予約が入っているということです。
チームは12日、新体制で初の練習を行い、2月下旬の群馬との開幕戦に備えます。
【新加入選手】