りそなグループBリーグB2で西地区3位の鹿児島レブナイズは20日と21日、東地区首位独走の福島ファイヤーボンズとホーム西原商会アリーナで対戦しました。
【GAME1 12/20(土)】
リバウンドで劣勢に立たされ、要所で3Pを決められて1Qから二桁差に離されます。1Q終了間際、バックコートから放った藤本の超ロングスリーが決まってアリーナを沸かせますが、8点ビハインドで終えます。福島は2Qだけで4つのバスケットカウント。レブナイズも兒玉の3Pなど連続6得点で追い上げますが、前半は12点のビハインドに。3Q、ゲインズJrのバスケットカウントやスティールからの速攻などで追いすがりますが、福島に要所で3Pを決められてさらに差を広げられます。終盤にかけてアウダの積極的なリムアタックなど、最後までアグレッシブに挑みましたが、68-90で力負け。リバウンドで20本もの差をつけられ、中でもオフェンスリバウンドを21本とられる課題を背負いました。
★鹿児島 19 18 13 18 | 68
☆福島 27 22 20 21 | 90
#2 アウダ:23得点・10リバウンド
#23 ゲインズJr:19得点
#14 兒玉:3得点・7アシスト
【GAME2 12/21(日)】
GAME1の課題をいきなり克服してリバウンド争いで優位に立ち、兒玉の3Pバスケットカウントの4点プレーなどで流れをつかみます。2Qも勢いに乗って、佐藤の連続3Pでリードは二桁に。前半を終えて53-44と9点をリードします。しかし3Q、アウトサイド中心の攻撃に切り替えた福島が一気に差を詰めます。福島がこのQだけで3Pを8本決めて一気に逆転。逆に10点差をつけられます。ところが4Q、駒水や藤田の3Pなどでじわじわ差を詰めて、残り1分22秒の飴谷の3Pでついに同点。今季初の延長戦に突入。延長は兒玉の連続得点で先手を取ると、さらに飴谷と兒玉の連続3Pで差を広げます。ホームの大声援の中、最後まで集中したバスケットを展開したレブナイズ。118-113で福島に今季初勝利。リバウンドで優位に立ち、オフェンスリバウンドは相手の倍近い16本を獲得。全員得点の中、兒玉がキャリアハイとなる3Pを6本決めて、勝利に大きく貢献しました。
☆鹿児島 25 28 21 30 14 | 118
★福島 23 21 38 22 9 | 113
#23 ゲインズJr:31得点・11アシスト
#14 兒玉:23得点(3P6/8)
#22 シャーマ:10得点・11アシスト
#2 アウダ:10得点
#7 飴谷:7得点・6アシスト
◆カレロHC『これまで後半に突き放されて勝ちきれないという試合もあった中で、粘ってオーバータイムに持ち込み、東地区首位を走る福島相手に勝ちきることができた。この結果はチームにとって大きな自信につながる。プレータイムをシェアしながら全員がハードワークに徹し、苦戦していたリバウンドの意識も改善することができた。苦しい時でも私たちの背中を押してくれるホームの大声援にも本当に感謝している。我々にとって大きな意味を持つ今日の勝ち方を忘れてはならない』
◆#12藤田『どれだけアグレッシブにハードワークできるかというところを念頭に置いてGAME2に臨んだ。何かを変えなければいけないと思っていた時に、立ち上がって声援を送ってくれるブースターの皆さんの姿を目にして、この試合に対してより気持ちが入り、力をもらった。今日のように高いエナジーを持って個人個人が各自求められている仕事に徹して、些細なミスをなくしていくことが今後も大事になってくる。毎試合、相手以上に勝利への執着心を持ち続けて、勝利を掴んでいきたい』
◆#14兒玉『昨日の敗戦から個々人が向き合い、チームが一つになれた試合だった。誰かが上手くいかない時には、チームのメンバーで助け合う。ポジティブなコミュニケーションをとりながら、全員がやるべき自分の役割を全うし、仲間を信じてチームのためにプレーできた45分間だったと感じている。今日も3,000人を超える方に来場いただき、素晴らしい会場の雰囲気を作ってくれ、ブースターの皆さんと一緒になって戦えていることを実感していた。年内最後のホーム戦でRebsの皆さんに勝利を届けられたことを嬉しく思う』
【B2西地区順位表】(12/21現在)
① 神戸ストークス 24勝2敗 .923
② 愛媛オレンジバイキングス 17勝9敗 .654
③ 鹿児島レブナイズ 13勝13敗 .500
④ 熊本ヴォルターズ 11勝15敗 .423
⑤ ライジングゼファー福岡 11勝15敗 .423
⑥ バンビシャス奈良 9勝17敗 .346
⑦ ベルテックス静岡 5勝21敗 .192
【B2東地区順位表】(12/21現在 暫定)
① 福島ファイヤーボンズ 22勝4敗 .846
② 信州ブレイブウォリアーズ 19勝7敗 .731
③ 横浜エクセレンス 16勝9敗 .640
④ 福井ブローウィンズ 16勝10敗 .615
⑤ 岩手ビッグブルズ 8勝18敗 .308
⑥ 山形ウィヴァンズ 6勝19敗 .240
⑦ 青森ワッツ 4勝22敗 .154









