りそなグループBリーグB2で前節ホームで痛い連敗を喫し、西地区4位に下げた鹿児島レブナイズ。試合中のケガで戦列を離れている多田選手がリーグの故障者リストに掲載され、代わりに昨季まで3季キャプテンを務め、今季はセカンドチーム「Red Monsters」でプレーしていた武藤修平選手が復帰しました。安定感向上に期待がかかる中、11月29日と30日に東地区5位の岩手ビッグブルズとアウェーで対戦しました。
【GAME1 11/29(土)】
序盤から積極的に3Pを狙うレブナイズ。1Qだけでラバイの2本含む5本を決め、徐々にリードを広げます。しかし2Q開始直後、飴谷が激しいファウルを受けたことに対する抗議で、テクニカルファウルを2つ宣告され退場に。嫌なムードになりますが、駒水の3Pで空気を一変させると、佐藤が3Pのバスケットカウントを沈めるなど、5分間で5本の3Pを決めて差を二桁にします。さらに復帰初戦の武藤が速攻から得点しさらにリード。53-42で前半を終えます。後半、相手外国籍エースの連続得点などで追い上げられ、4Qには一時5点差に。終盤までもつれる展開の中、残り1分で藤田が大きな3Pを決めて勝負あり。90-84で連敗を止めて、勝率を5割に戻しました。
★岩手 17 25 17 25 | 84
☆鹿児島 23 30 15 22 | 90
#23 ゲインズJr:20得点・6アシスト
#5 佐藤:12得点
#34 遠藤:12得点(3P4/4)
#2 アウダ:10得点
#22 シャーマ:10得点・16リバウンド
#9 藤本:6アシスト
【GAME2 11/30(日)】
スターターの佐藤が3Pを含む7得点で序盤リードしますが、岩手の激しいディフェンスにミスで流れを奪われ連続10失点。2Qには一時12点差をつけられます。しかしディフェンスをゾーンに切り替えてリズムを取り戻すと、速攻やシャーマのダンクなどでじわじわ追い上げ、ゲインズJrの連続3Pでついに逆転。2点リードで折り返します。3Q序盤は互いに3Pの打ち合いに。一進一退の中から、アウダを中心に一気に逆転すると、3Q途中から4Q途中まで相手に7分以上得点を与えず、その間に連続17得点。さらに武藤や兒玉の3Pなどで突き放し、93-85で連勝しました。
★岩手 26 19 29 21 | 85
☆鹿児島 17 30 22 24 | 93
#23 ゲインズJr:24得点・5アシスト
#22 シャーマ:18得点
#2 アウダ:17得点
#5 佐藤:10得点
#9 藤本:4得点・7アシスト
◆カレロHC『敵地で2連勝できたことはとても大きく、結果に満足している。2Q前にディフェンスでのインテンシティの部分とエナジーを持ってプレーすることを意識するように声をかけ、最初の5分間で自分たちの展開に持ち込むことができた。ディフェンスで高いレベルを誇る岩手に対して両日とも得点を重ねられたことは自信にもつながる』
◆#9藤本キャプテン『相手がエナジーを持ってくることは想定していたため、自分たちもそれ以上のエナジーを出して臨むことを意識していた。最初から最後まで全員が自分の仕事を全うしたからこそ勝ちきることができたと感じている。今後も勝利の流れを作っていけるよう、練習時からハードワークに徹して連勝を重ねていきたい』
◆#2アウダ『ハーフタイム時に、前半のオフェンスでどこにアドバンテージを持って上手く戦えているかを再確認し、後半からそれを徹底できたことが、リバウンドやゴール下などで相手を突き放すことができた。前節のホームでの敗戦も自分たちの大きなモチベーションとなっており、今回のアウェイでの2連勝に繋がった』
順位を再び西地区3位に上げたレブナイズ。次節は12月6日(土)と7日(日)、東地区2位の福井ブローウィンズとホーム西原商会アリーナで対戦します。
【B2西地区順位表】(11/30現在)
① 神戸ストークス 17勝2敗 .895
② 愛媛オレンジバイキングス 13勝6敗 .684
③ 鹿児島レブナイズ 10勝9敗 .526
④ ライジングゼファー福岡 9勝10敗 .474
⑤ 熊本ヴォルターズ 7勝12敗 .368
⑥ バンビシャス奈良 7勝12敗 .368
⑦ ベルテックス静岡 3勝16敗 .158
【B2東地区順位表】(11/30現在)
① 福島ファイヤーボンズ 18勝1敗 .947
② 福井ブローウィンズ 12勝7敗 .632
③ 信州ブレイブウォリアーズ 12勝7敗 .632
④ 横浜エクセレンス 10勝9敗 .526
⑤ 岩手ビッグブルズ 7勝12敗 .368
⑥ 山形ウィヴァンズ 5勝14敗 .263
⑦ 青森ワッツ 3勝16敗 .158









