りそなグループBリーグB2で西地区3位につける鹿児島レブナイズは8日と9日、サンアリーナせんだいでの今季唯一の公式戦を戦いました。東地区6位の山形ウィヴァンズに1勝1敗と、今季初の3連勝はなりませんでした。
【GAME1 11/8(土)】
いきなり藤田の連続得点で幕を開けたレブナイズは、ハードなディフェンスで相手の得点を封じ、山形に6分間フィールドゴールを許さず12-2と主導権を握ります。2Q序盤に4点差に詰め寄られ嫌なムードが漂いますが、アウダの気迫のゴール下や兒玉の3Pなどで断ち切ると、スティールからゲインズJrがB2通算100本目となる豪快なダンクを叩き込み、アリーナを沸かせます。しかしその後逆転され、前半は40-41で折り返します。3Q一時4点差をつけられたところで兒玉が3P。さらにアウダがバスケットカウントを獲得。再びリードを奪い、徐々に広げていきます。4Qにはリバウンドからの速攻で連続得点。駒水、藤本の3Pも飛び出し、74-59で第1戦を勝ちました。
☆鹿児島 22 18 22 22 | 84
★山形 13 28 13 21 | 75
#14 兒玉:16得点
#22 シャーマ:15得点
#2 アウダ:13得点
#23 ゲインズJr:11得点
◆#23ゲインズJr(B2通算100ダンク達成)『記録が迫り、日に日にブースターの皆さんからの期待が大きくなってきていることを感じていたが、ホームで達成できたことを嬉しく思う。私にとってダンクとは自分自身を表現するもの。これからもRebsの皆さんの記憶に残るダンクを見せていきたい』
【GAME2 11/9(日)】
序盤、一進一退の攻防が続きますが、ラバイ、アウダ、ゲインズJrの連続得点でリード。ゲインズJrは1Qだけで11得点とチームをけん引します。しかし2Qに追いつかれると、しばらくリードチェンジを繰り返す展開に。前半終了間際にゲインズJrの3Pが決まって、51-46で折り返します。後半3Q、藤田のシュートで8点差としますが、そこから突き放すことができません。終盤まで接戦が続く中、4Q中盤についに逆転。4点を追う残り42秒、ゲインズJrのシュートで2点差。さらに終了間際、飴谷が逆転の3Pを狙いますが、無情にもリングに弾かれタイムアップ。82-84で敗れ、今季初の3連勝を逃しました。
★鹿児島 28 23 19 12 | 82
☆山形 23 23 21 17 | 84
#23 ゲインズJr:28得点・6アシスト
#2 アウダ:14得点・11リバウンド
◆カレロHC『結果的に自分たちのミスから逆転を許してしまうことになった。課題としているディフェンスの質の向上とリバウンドを改善していかなければ、今後もこうした接戦を制することは難しくなる。得点を重ねることはできているため、一人一人の精度と意識を上げ、難しい展開でも最後で勝ちきれるようにしていきたい』
◆#2アウダ『得点力のある山形に対して100%のディフェンスを実行できなかった。スタートから最後までチームとして一貫した集中力も保つことができず、遂行力という点においても差があった。その差が勝敗を分けたと感じている。負けるときは同じ傾向で敗れているため、もっと課題を強く意識して取り組む必要がある』
◆#7 飴谷『相手に対して終始受け身になってしまい、自分たちの弱い部分が全て出てしまった試合だった。最後に決めきることが出来なかったのも自分の弱さと感じている。得点差をつけても、追いつかれてしまうという試合も多い。自分たちを見つめなおす機会として捉え、ここからもう一度気を引き締めていかなければならない』
西地区3位はキープのレブナイズ。次節は今月15日と16日、西地区5位のバンビシャス奈良とアウェーで対戦します。
【B2西地区順位表】(11/9現在)
① 神戸ストークス 12勝1敗 .923
② 愛媛オレンジバイキングス 11勝2敗 .846
③ 鹿児島レブナイズ 7勝6敗 .538
④ ライジングゼファー福岡 7勝6敗 .538
⑤ バンビシャス奈良 5勝8敗 .385
⑥ 熊本ヴォルターズ 3勝10敗 .231
⑦ ベルテックス静岡 3勝10敗 .231
【B2東地区順位表】(11/9現在)
① 福島ファイヤーボンズ 12勝1敗 .923
② 信州ブレイブウォリアーズ 9勝4敗 .692
③ 福井ブローウィンズ 7勝6敗 .538
④ 岩手ビッグブルズ 5勝8敗 .385
⑤ 横浜エクセレンス 5勝8敗 .385
⑥ 山形ウィヴァンズ 3勝10敗 .231
⑦ 青森ワッツ 2勝11敗 .154








