明治安田J3リーグの鹿児島ユナイテッドFCは7日、ホームで岐阜と対戦し逆転勝ちを収めました。
約5400人のサポーターが駆け付けた、今季初のナイトゲーム。
ここまで6位のユナイテッドは、鹿児島をJ2に導いた大島監督率いる岐阜と対戦しました。
立ち上がりから積極的なプレスを見せたユナイテッドですが、先制点を奪えないでいると、前半35分、FKから岐阜に先制を許します。追いかけるユナイテッドは前半アディショナルタイム。ンドカのクロスが相手選手に当たると、こぼれ球を山口がミドルシュートでネットへ突き刺し同点に。1対1で試合を折り返します。
後半、相手ゴールに迫る時間が長かったユナイテッドですが、後半18分、岐阜のシュートがディフェンダーに当たる不運な形で失点。再びリードを許します。それでも、「勝ちたいという気持ちを出してくれた」と相馬監督。後半30分、左サイドで粘ってボールをつなぐと、山口のパスからンドカがシュート。ンドカの今季4ゴール目で再び同点に。勢いに乗ると、その3分後、前線からの連動したプレスでボールを奪うと、田中・ンドカとつなぎ、最後は河村が後ろからの浮き球でのパスを左足でボレーシュート。逆転に成功したユナイテッドは、そのままリードを守り、3対2で勝利。ホーム戦連勝で順位を5位に上げました。
決勝ゴールを決めた河村慶人選手は、
「最後決めたのは自分だが、全員が出し切ったおかげで勝てた。点を決めてチームを勝たせられてよかった」と振り返りました。
また、1ゴール1アシストと活躍したンドカ チャールス選手は、
「ここ最近の試合や練習でパフォーマンスもすごくいいので、僕がピッチに立つべきだと思うので、ピッチに立つチャンスが来たらまた点を決めたい」と話しました。
順位を5位に上げたユナイテッドは、11日(水)、アウェーで山形(J2)と天皇杯2回戦で対戦。
次のリーグ戦は14日(土)、ホームで4位の八戸と対戦します。









