鹿屋市出身のボクサー・荒竹一真選手が、28日のプロデビュー戦で2ラウンドTKO勝ちし、
鮮烈なデビューを飾りました。
28日、デビュー戦に臨んだ荒竹一真選手(22)。
子どものころから元・プロボクサーの父・俊也さんが経営するジムで練習を重ね、
鹿屋工業高校時代にはインターハイを連覇。
大学進学後も国際大会で活躍するなど、アマチュアで8冠、65戦58勝7敗の成績を残しました。
そして今年、憧れの世界チャンピオン・井上尚弥選手も所属する大橋ジムに入門してプロの世界へ。
デビュー戦のリングサイドには父・俊也さんの姿もありました。
相手は20戦以上のキャリアがあるタイのキティデッチ・ヒルンスク選手。
1ラウンド目はアマとプロの違いを確認するために慎重に戦ったといいますが、
続く2ラウンド。狙ってはいなかったものの日ごろの練習の成果が出たという
得意のコンビネーションからの右フックが決まり、2ラウンド2分13秒でTKO勝ち。
鮮烈なプロデビューを果たしました。
荒竹一真選手は「まずはデビュー戦をクリアすることができてほっとしているし、
入場する時にたくさんの方が見えて、特に地元・鹿児島、鹿屋の皆さんもたくさん見えて
こんなに来てもらってありがたいと、一番最初に感謝の気持ちがあった」と話しています。








