企画・特集

国際ソロプチミスト鹿児島 木山智子会長

あなたの正直さと誠実さが あなたを傷つけるでしょう
気にすることなく正直で誠実であり続けなさい

あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい
蹴り返されるかもしれません
気にすることなく最良のものを与え続けなさい

あなたは あなたであればいい

(マザーテレサの言葉から)

【写真左から】伊集院かつ子さん、木山智子会長、山口仁美さん

“本業”は管理薬剤師。

今夏、2回目となる会長職を引き受けた。

奉仕活動をする中で、マザーテレサの言葉に励まされ、力をもらうという。
ソロプチミストは「女性のための女性の組織」として、女性と女児が直面している困難に手を差し伸べる国際組織。世界122の国と地域に、約7万2000人の会員がいる。

国際ソロプチミスト鹿児島 木山智子会長

鹿児島は1973年に日本で29番目のクラブとして設立された。
現在、約40人の会員がいて、女性のための「教育・訓練」や「キャリアサポート」活動、「DVから女性を守るための啓発キャンペーン」、「犯罪被害者支援街頭キャンペーン」などに取り組んでいる。

夫は弁護士。
犯罪被害者支援センターがまだ鹿児島になかった頃、夫がセンター設立に携わり、その際、ソロプチミストに入っていた母に相談。そのことがきっかけで自身、ソロプチミストの活動に関わっていくことになった。

国際ソロプチミスト鹿児島では、「夢を拓く」という女子中高生のディスカッション活動を続けている。
活動を始めた当初は、子どもたちに対しておとなしい印象を持っていたが、時代とともに、積極的にリーダーシップを持つ子どもたちが増えてきているように感じている。

2人の息子は独立して、東京に住む。
趣味は、長く続けてきた生け花、草月流の一級師範顧問。
来年は50周年の節目を迎える。
「奉仕の種をまき、育ててくださった先輩方や、温かく支援して下さった方々のお気持ちに応えたい」 女性と女児が自分夢を持ち、生き生きと暮らせる社会を目指して活動が続く。

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