新しい学年が始まり、学生のみなさんはどのように過ごしていますか？
私はみちこ先生から、番組内で受験や勉強の話を伺っているので、いろいろ詳しいと聞かれる場面があります。
多いのが鹿児島県の高校入試の倍率。
地元新聞発表によると、今年の最終倍率が過去最低の０．８１倍。
過去１３年連続で、倍率が１を下回っています。
つまり、定員が１２０人とすると、受験生が１２０人であれば倍率は１。
倍率0.81ということは、定員１２０人の時に受験生が９７人。
これが平均だから、倍率がもっと低い学校もあるということです。
そうすると、倍率が1以下の高校では、勉強しなくても合格するということになります。
普段の生活の中で素行が悪いなど、学業に差障りがあると判断された場合を除けば合格するかもしれません。
では入試の倍率が１を割らない良い方法はないのでしょうか？
みちこ先生によると、全国の多くの県で採り入れているやり方があるのです。
どこの県でも少子化は同じですから、皆考えることは同じなんですね。
クラスの定員一律４０名を止めて、地域の生徒の数に応じた学校別の定員にする ということです。
なるほど、そうすれば倍率１を割り込むことなく、子どもたちも合格するように勉強しますよね。
みちこ先生の願いは、鹿児島の子どもたちの学力向上です。仮に不合格となっても、それを契機に強く生きるように導くのが教育の力だと思います。それに社会に出たら、多くの競争があるのも事実です。
私たちは学校時代よりも、社会に出てからの時間が遥かに長いです。
そういう社会を強く生き抜いていくためには、強い精神力が必要です。
私たち昴は避けて通れない入試を通して、粘り強い逞しい人間の育成を目指しています。
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