みちこ先生、実は校歌がお好きなんだそうです。
伝統ある高校は、学校がある地名や人間のあるべき姿などが文語体で書かれていたり、曲も重厚感があります。
それに対して新しく出来た学校は、「これが校歌なの!」と、
ビックリするようなポップ調の校歌まで色々。
そういわれてみれば、特色がありますよね!
山梨学院の校歌の歌詞の中に「芙蓉の峰を仰ぎ見て」という歌詞があり、
それを聞いてみちこ先生は「アア、やっぱり」と思ったそうです。
芙蓉の峰と書いて「芙蓉(ふよう)峰(ほう)」とも言うのですが、芙蓉は美しい花ですね。美しい山・富士山のことを言います。
みちこ先生は「芙蓉の人」という本を読んだことがあったそうで、つまりそれは富士山に関係した本で「芙蓉の人」だから女性。
「富士山と女性」ということから、毎月紹介してる「偉人」、
今回は福岡県出身の「野中千代子」です。
日本は、明治28年、日清戦争で勝利を収めますが、この頃日本は、近代国家の仲間入りをと考え、様々な研究や実践への取り組みが始まりました。
その中の一つが「気象観測」。
日本で高いところといえば、富士山。
高地の気象データを集めた上で、地上の天気の移り変わりを解明するということで、冬の富士山で気象観測に当たるという情熱と勇気溢れる若き科学者が現れたのです。
それが今回紹介する野中千代子の夫である「野中至」。
冬の富士山での気象観測は日本初。
野中千代子は、明治時代に富士山頂に登ったんだそうです!
登っただけでなく、富士山頂で毎日観測をした。
明治時代は、今のように便利な防寒着もなかったでしょうし、観測地点は極寒。
夏に富士山に登った経験のある私でも、3776mの頂上は真冬の寒さに凍えそうになりました。
すごい人ですよね。
どんな人物だったのかは、また来月お送りします。
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