いよいよ夏休み。小学校高学年から中学1・2生のみなさんにやって欲しいことがあるそうです。
実は、公立高校入試の国語の「論説文」に出題される本が難しいのです。そのための対策を。
どんな論説文が主題されているのかというと・・・
2023年春に実施された九州各県の公立高校入試の論説文の出典は、
福岡県 「ゴリラからの警告 人間社会ここがおかしい」 山極寿一
佐賀県 「2050年の地球を予測するー科学でわかる環境の未来」 伊勢武史
長崎県 「知ってるつもり『問題発見力』を高める『知識システム』の
作り方」 西林克彦
熊本県 「しあわせの哲学」 西 研
大分県 「2050年の地球を予測するー科学でわかる環境の未来」 伊勢武史
宮崎県 「視覚化する味覚」 久野 愛
鹿児島県 「学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか」 広田照幸
沖縄県 「大量廃棄社会」 仲村和代
社会、環境、科学、思考、哲学という内容のようですが、題名を見ただけでも難しそう。
文科省の方針で、思考力、判断力、表現力などが重視されていることから
思考力則ち、考えさせると考えた時、普通の大人でも読まないような、こんな本になったのかもしれません。全国的に出題されています。
えー??とは思いますが、出るものは出るので対策を立てておかないといけません。
そのでどんな対策をしておけばいいのかというと、本屋さんに行って、今年の3月に行われた公立高校入試問題集の国語を買ってください。それで、47都道府県の長文問題の文章だけでいいので読んでください。
問題を解かなくてもいい。文章を読むだけでいいんです。
たまたま同じ本が他の県の問題に出てきました。ということは、問題を作る側も苦労しているということです。
47都道府県の47の文章を読めば、同じ本からの出題も有り得るということです。余裕があれば問題を解いてみてください。
そして、お家で「新聞」とってください。生徒のみなさんは新聞を読んでください。
これが夏休みに是非やってほしいことです。
まずは慣れて、いきなりこんな問題をみても驚かないように対策をしましょう。
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