先月に引き続き、日本の偉人「滝廉太郎」です。
先月は、15歳で東京音楽学校・現在の東京藝術大学に入学したところまででした。
廉太郎は、ピアノ演奏でめきめき才能を伸ばす一方、作曲にもその天分を発揮していきました。
そして、芸術性の高い組曲「四季」を発表します。
その「四季」の序文に、外国の歌を翻訳した唱歌は、日本語の訳を無理やりはめ込んだぎこちない歌が多いことを嘆いています。
日本語で、“春”を歌った「花」は芸術的な日本歌曲の第一号で、のち唱歌として日本中の子どもたちに歌われました。
100年も歌い継がれているなんてすごいですよね!
廉太郎の海外留学の夢が叶い、ドイツへの留学が命じられました。出発間際まで努力を傾けたのが「幼稚園唱歌」です。
「鳩ぽっぽ」「お正月」「荒城の月」「箱根八里」「花」といった名曲の数々が生み出されました。この時20歳。
その才能に驚きます!!
そして21歳、横浜港を出港しドイツのベルリンへ。
その後、ライプツィヒでドイツ語を学び、ライプツィヒ王立音楽学院入学にむけて受験に供えました。
入学試験に見事に合格し、音楽会やオペラにも出かけ特にオペラの迫力に圧倒されました。
そんな矢先、ある日、オペラ「カルメン」を観に行き風邪を引きます。それが当時は死病と恐れられていた肺結核のようだとわかり、周囲の諸々の判断により翌年帰国を余儀なくされました。
3年間の留学のはずが、僅か1年数か月。しかも念願の音楽学院に通ったのはたった1か月と3週間。
本人が一番悔しかったことでしょうね。
帰国した廉太郎は両親の住む大分に帰り、「荒磯」「憾(うらみ)」等を作曲し、1903年6月に24年に満たない短い生涯を閉じました。
日本の偉人「滝廉太郎」を紹介しました。
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