最後の週は、江戸時代後期の子どもたちが5・6歳になったら先ず初めに勉強したという『小學』という本を教えていただいています。
「前輩かつて説く」から始まっています。
「君たちは、人より優れた才能や能力を持って生まれてきた人を、畏れる必要はない。」
これって、小さい頃、飛びぬけてデキタ人が、社会に出てからはあまり目立たないという例はあるような・・
自分の才能に溺れて、「自分は何でも出来る」と考えて、小さい頃から色々な努力をあまりしてこなかったツケが、大きくなって社会人になった時に廻って来るからではないでしょうか。
これは凡人でも努力をすればいつかは報われるということですよね!
ひたすら本を読んで、そこに書いてあることを深く考え実践していく人こそ、畏敬の念をもって畏れられる人である。
私たちが凡人なのは、読む本の量も考えることもほどほどだから凡人なんですね。
古の聖人、賢人と言われる人達が書いた本の中の言葉は、深い人間の道が書いてあるので、ひたすら自分の心で工夫し考えて、初めて理解できるものです。
なかなか難しいことですが、心のこもらない態度で本を読んでも学んでも、決してその学問が達成できることは無い。
実践して初めて、読んだことになるんですね。
【昴インフォメーション】
昴では、12月入学生、ならびに冬のスクーリング生受付中です。
冬のスクーリングの早割特典締切は12月14日(日)です。来年へ向けて、一歩先に踏み出しましょう。特典など、詳しくは昴のホームページをご覧ください。
また、12月6日(土)は鹿児島・宮崎の、12月7日(日)は熊本の、小学6年生対象の「附中模試」です。1月の入試本番前 最後の模試です。
合格判定はもちろん、合格へ向けての課題も明確にします。
受験生の皆さん、ぜひチャレンジしましょう。
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