<花丸句> 【垂水市潮彩町 保久上 勝手耳】
兎小屋 じゃっどん嬉し 退院日
(唱)そら我げ家ほど 良か所や無か
【枕崎市 田畑 エギンガーZ】
寒んか奴 大根ばっちを 出せんなら
(唱)此いが暖かち 動こたせんじ
【鹿児島市西陵 桑鶴 芋】
母ちゃんを 宜す頼んち 子い言われ
(唱)大人なった子い 父親な又笑顔
【垂水市田神 迫田 てんがね】
孫と爺あ ケーキと焼酎で クリスマス
(唱)バンザゆし出た 酔ろた爺様
【薩摩川内市 柿囿 山芋】
料理上手が 平然並るべた 生豆腐
(唱)手作いじゃっち 自慢ん顔しっ
【霧島市隼人町 中村 飛午】
間抜な青年 ヘルメット越し キスをしっ
(唱)若け衆んラブは 他人目も平気
【指宿市山川 浮辺 おとみ】
三日でな 飽きんちゅ言われ 娶ろた女房
(唱)美人な三日で 何んとやら言っ
【鹿児島市草牟田 吉峰 一鶴】
笑顔で飲ん 病気は知たん 健し夫婦
(唱)女房ん炊事が 栄養士並み
【鹿児島市玉里団地 田之上 セイブン】
新盆で 貰ろた蝋燭が ケーき立っ
(唱)蝋燭きゃ使け用で 気を和ませっ
【南九州市川辺町 前原 稔】
花丸い 間違げじゃ無かち 揶揄られっ
(唱)ちった嫉妬んだ 語い口じゃっ
【鹿児島市坂之上 永井 手毬】
投函た賀状い 相手あ喪中ち 狼狽ろ婆
(唱)御無沙汰をしっ わぜ後悔をしっ
【鹿児島市明和 松下 ジャンボ】
お浄土を 願ごて時偶ん 数珠じょ握っ
(唱)仏壇の前 我が欲く語っ
【鹿児島市光山 川畑 光ちゃん】
喇叭飲み 最高ち青年ん 祭い焼酎
(唱)捩り鉢巻き 汗がふっ出っ
【垂水市潮彩町 保久上 勝手耳】
兎小屋 じゃっどん嬉し 退院日
(唱)そら我げ家ほど 良か所や無か
【熊本市北区 下野 落椿】
一日が わっぜ長か日 火山灰の降い日
(唱)まこて厄介な 出も入もならん
【霧島市隼人町 永谷 勝】
奉行ん衆が 揃っ煩らし 鍋べけなっ
(唱)世相談義で 座が弾ん出っ










