「小学生の子どもが2人います。今年の夏休みも去年と同じでした。それは宿題をしないということです。お陰で、8月末は毎年喧嘩がたえません。どうしたら学校の宿題をするようになるでしょうか。教えてください。」
こんな相談が寄せられました。
これは多くのお母さんの悩みの種かもしれませんね。
それでは、何故宿題をしなければならないのか?ということですが・・・
たとえば、大事な仕事がある日に「どうしてもこの日に会ってほしい」とプライベートの用事で言われた場合どうしますか?
もちろん、無理だと断りますよね。
これが社会人のルールです。社会人になれば、社会人としてのルールがあります。
「宿題はいやだなあ」と思ってる小学生、中学生のみなさん、学年によって違ってくるけれど、あと10年くらいしたらみんな大人になり、社会人となります。僅か10年。
その時、みなさんは毎日毎日、仕事をすることになります。
大人になって仕事をするようになると、締め切りがあったり、絶対に間違えてはいけない仕事があったり、取引先との約束は絶対に守らなければならないし、そういうことの連続です。
大人になった時、「友達と遊びたいから、その仕事明日までは無理だよ」とか、「夕べ、遅くまでゲームして、朝寝坊しちゃったんだよ。」なんてもちろんだめです。
「宿題をする」「宿題は必ずする」ということは、子どもたちが大人になった時「仕事の出来る大人になる」ということに繋がるのです。
そして更に言うと「信頼される人間になる」ということでもあるのです。
「学校」というところで勉強することは、子どもたちが社会人になった時に必要なことを学んでいるということなんですね。
そして、みちこ先生からはこんなお話も聞きました。
「sine cosine tangent なんて、大人になってから使うことあるの?」
これ、私も思っていました。
このみちこ先生の考えがすごく納得できる内容でした。
そういうことを使う仕事がないわけではないけれど、多くの人には縁のないことです。
では、何故学ぶのか。
それは、そういう世界があるということを知っておくのも必要だからだと思います。
知らない世界、分からない世界、考えても判らない世界、そういう世界があるから、好奇心を持つことが出来るわけですね!
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