りそなグループB2リーグで西地区2位につける鹿児島レブナイズ。終盤戦を迎え、3月1日と2日は西地区3位のベルテックス静岡との上位対決に臨みました。ホーム西原商会アリーナの大応援を受けたレブナイズですが、2試合とも接戦を落とし、今季最長の5連敗。西地区3位に後退です。
【GAME1 3/1(土)】
ハードなディフェンスから流れをつかんだレブナイズ。伴馬の2本の3Pなどで開始3分半で12-2と10点のリードを築きます。2Qに入ってもシュート好調のレブナイズは、藤田が3Pを2本決めるなどリードを広げ、49-37で試合を折り返します。ところが後半、静岡のチームオフェンスが火を噴き、3Q終了間際の3Pで65-65の同点に。4Q序盤から連続10失点でリードを許すと、静岡の集中したディフェンスに反撃を阻まれ、76-85で敗れました。
★鹿児島 26 23 16 11 | 76
☆静岡 21 16 28 20 | 85
#23 ゲインズJr:17得点・10リバウンド
#3 ハームス:13得点
#5 伴馬:11得点
#1 エニス:10得点・5アシスト
【GAME2 3/2(日)】
序盤、両チームとも外国籍選手を中心に得点を重ね、一進一退の攻防。レブナイズは1Q終了間際の駒水の3Pで22-22の同点とします。すると2Q、この週末アウトサイドシュートが好調の静岡が、4本の3Pを決め、前半を終えて36-46の10点差。しかし後半3Q、ゲインズJrがレイアップ、ダンク、3Pと縦横無尽の活躍でこのクォーター16得点と一気に追い上げ一時逆転。3点を追う4Q、3200人超の大歓声の中、残り4分あまりの伴馬の3Pで再びリード。このまま勝ち切りたかったレブナイズですが、終盤ファウルに苦しみ、フリースローで静岡が再逆転。残り6秒のゲインズJrの3Pもリングに弾かれ、78-81で悔しい連敗となりました。
★鹿児島 22 14 28 14 | 78
☆静岡 22 24 21 14 | 81
#23 ゲインズJr:22得点
#3 ハームス:16得点
#5 伴馬:11得点
◆カレロHC『前半でついてしまった10点差を、もがきながら取り返していったが我々に足りない部分も多く大変残念な結果に終わってしまった。インサイドの強い相手に対して、スピードを上げてやれるべきディフェンスを行なえば戦えることは分かったが、それを40分間やりきらなければ勝つことはできない。もう一度原点に立ち返り、残り二か月間成長し続けて、自分たちのバスケットを極めていきたい』
◆#23ゲインズJr『負ければ順位が入れ替わるという試合に敗れたことは本当に悔しく思う。今日も10点差が付いた状況で、エナジーレベルを圧倒的に上げ、集中してディフェンスを行って盛り返すことはできたが勝ちきることはできなかった。このプレーオフのような難しい状況を今の時点で経験できたということをプラスに捉え、残り15試合、目の前の試合に集中して一戦一戦、大切に戦っていく』
◆#93上良『率直にとても悔しい試合。この二日間、相手のやりたいバスケットを40分間やり続けられてしまった。平面的な部分でのスティールを狙えたのは良かったが、高さで相手に分がある分、常にアドバンテージを取られてしまう厳しい戦いとなった。自分たちの課題と良いところをもう一度見つめなおし、それぞれが共通認識を持って残りの試合を勝ち続けて、目標とする西地区優勝に向けて挑戦していきたい』
西地区3位に後退したレブナイズ。次節は3月8日と9日、東地区7位の福島ファイヤーボンズとアウェーで対戦します。
【B2西地区順位表】(3/2現在)
① ライジングゼファー福岡 32勝13敗 .711
② ベルテックス静岡 28勝17敗 .622
③ 鹿児島レブナイズ 28勝17敗 .622
ーーーーーー(プレーオフ出場ライン)ーーーーーー
④ 熊本ヴォルターズ 19勝26敗 .422
⑤ バンビシャス奈良 18勝27敗 .400
⑥ 神戸ストークス 15勝30敗 .333
⑦ 愛媛オレンジバイキングス 3勝42敗 .067
【B2東地区順位表】(3/2現在)
① アルティーリ千葉 42勝3敗 .933(PO進出)
② 信州ブレイブウォリアーズ 30勝15敗 .667
③ 富山グラウジーズ 28勝17敗 .622
ーーーーーー(プレーオフ出場ライン)ーーーーーー
④ 福井ブローウィンズ 26勝19敗 .578
⑤ 青森ワッツ 18勝27敗 .400
⑥ 山形ワイヴァンズ 17勝28敗 .378
⑦ 福島ファイヤーボンズ 11勝34敗 .244