りそなグループB2リーグで西地区2位の鹿児島レブナイズが11日と12日、新年最初のホームゲームを県体育館で開催。レブナイズ前HCのクルニッチHC率いる、西地区4位の神戸ストークスと対戦しました。
【GAME1 1/11(土)】
序盤からエナジー全開の激しいディフェンスで相手のシュートを次々に外させると、伴馬、ハームス、兒玉の3Pなどで、開始3分で15-2とロケットスタートに成功したレブナイズ。1Qで15点をリードします。ところが2Q以降は一進一退の激しい攻防に。前半は46-31。3Qも互いに流れを渡さず、レブナイズ16点リードで迎えた4Q、神戸も3Pがようやく入りだし、じわじわと追い上げ。残り2分半で11点差とされますが、最後まで集中したバスケットでそこからの追い上げは許さず、84-73で勝ちました。
☆鹿児島 26 20 18 20 ｜ 84
★神戸 11 20 17 25 ｜ 73
#3 ハームス：26得点（3P 4/5）
#23 ゲインズJr：20得点・6アシスト
#14 兒玉：9得点・5アシスト
【GAME2 1/12(日)】
第1戦とは打って変わって試合を通して1点を争う激しい試合に。3P好調の神戸が1Qに5本の3Pを決め、レブナイズは20-24と4点のビハインド。ところが2Q序盤、ファウルを受けたハームスが、シュートファウルの2本とアンスポーツマンライクファウルの2本、計4本のフリースローを全て決めて一気に追い上げ。ただ神戸も外国籍選手を中心に得点を重ね、前半は38-40と互角の展開。3Qはややリードを広げられ、5点ビハインドで迎えた最終4Q、ここからレブナイズの攻撃が一気に活性化。森田の3P、リチャードソンのゴール下が連続で決まり、一気に逆転。その後再びリードを許しますが、残り5分を切ってゲインズJrのバスケットカウントで再逆転に成功すると、残り30秒、自陣のリバウンドから一気に走ったハームスが豪快なダンクを叩き込んで勝負あり。76-68で勝ったレブナイズ。カレロHCの誕生日を勝利で飾り、今季最長の6連勝です。
☆鹿児島 20 18 18 20 ｜ 76
★神戸 24 16 21 7 ｜ 68
#3 ハームス：21得点・11リバウンド
#23 ゲインズJr：18得点・6アシスト
◆カレロHC『やはり予想どおり簡単ではない試合だった。そうした中で40分間集中して自分たちのやるべきことをやりきり、勝ちきることができた。ここまでこだわりを持って毎日毎日ハードな試合を戦うための準備をしてきたことは間違いでなかったということを証明できた、象徴的な試合だった。高い集中力をもって遂行してくれた選手たちを誇りに思う』
◆#3ハームス『フィジカルゲームでも相手を恐れずに勇気をもって戦うことができたことが勝利につながったと思う。苦しい展開の時にもたくさんの声援を送ってくれる皆さんを本当にリスペクトしているし、皆さんの声援が力となり逆転することができた。お互いがお互いを助け合い、冷静さを持って勝利につながるプレーをしていきたい』
◆#14兒玉『非常にタフなゲームとなったが、まずは勝ちきれたことを嬉しく思う。こうした厳しい試合に勝ちきることは、今後チームとして成長していくうえで大きな糧となり、自分たちのバスケットに対しての自信にも繋がる。最後まで諦めずに戦い続けることで勝利を手繰りよせることができたと感じた試合だった。一方で対戦相手の神戸からも学ぶべきこともたくさんあった。勝利の中から学ぶべきことをしっかり学び、次の静岡戦につなげていきたい』
次週はBリーグオールスターゲームが千葉県で開催。18日(土)にはダンクコンテストが行われ、B2から唯一ゲインズJrが選ばれました。さらに19日(日)にはU18オールスターも行われ、レブナイズU18の加賀谷ジェームス洸太朗選手が高校1年生で唯一選ばれています。
レブナイズは西地区2位をキープ。次の試合は今月25日、26日、アウェーでベルテックス静岡と対戦します。
【B2西地区順位表】（1/12現在）
① ライジングゼファー福岡 24勝8敗 .750
② 鹿児島レブナイズ 23勝9敗 .719
③ ベルテックス静岡 19勝13敗 .594
④ 神戸ストークス 11勝21敗 .344
⑤ バンビシャス奈良 11勝21敗 .344
⑥ 熊本ヴォルターズ 11勝21敗 .344
⑦ 愛媛オレンジバイキングス 1勝31敗 .031
【B2東地区順位表】（1/13現在）
① アルティーリ千葉 30勝2敗 .938
② 富山グラウジーズ 22勝10敗 .688
③ 信州ブレイブウォリアーズ 21勝11敗 .656
④ 福井ブローウィンズ 20勝12敗 .625
⑤ 青森ワッツ 13勝19敗 .406
⑥ 山形ワイヴァンズ 12勝20敗 .375
⑦ 福島ファイヤーボンズ 6勝26敗 .188
