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新型コロナ 感染者減少の理由は? “第6波”可能性は?

今年8月以降、鹿児島県内で確認された新型コロナウイルスの感染者数は、全国的に「第5波」がピークを迎えた8月は4136人でしたが、9月は947人、10月は50人と大幅に減少し、今月はわずか1人となっています。どうして感染者は急激に減ったのか。また、「第6波」は到来するのか。専門家に聞きました。

(鹿児島大学大学院 西順一郎教授)「なぜ急激に減ったのか分からない。感染症は非常に波があるから」

感染症が専門の鹿児島大学大学院、西順一郎教授です。感染者数減少についてワクチンの効果などが考えられるとするものの、「明確な理由は分からない」と話します。ただ、年末年始には人の移動が活発になり、感染者は増える可能性があるといいます。

(西教授)「12月は色々な会食や宴会などが増えたり、帰省者の移動が増えると陽性者が増えるのは当然。ワクチン接種が進んだので、ピーク時のように感染は広がらないが、ウイルスがなくなるとは思わない」

新型コロナを完全に封じ込めることは難しいという西教授。ヨーロッパや中国では再び感染が拡大していますが、日本や鹿児島に大きな流行の波=「第6波」は訪れるのでしょうか。

(西教授)「第5波のように爆発的な市中感染の増加は少し考えにくい。ワクチン接種が進み、日本の場合はある程度、感染対策を継続していることだと思う」

一方、鹿児島市に本店を置く「新日本科学」の社長で医師の永田良一さんは、この夏に接種が本格化したワクチンが感染者の減少に効果を上げていると話します。

(新日本科学 永田良一社長)「一番はワクチンの接種。非常にタイミングが良かった。新型コロナのピークに近い時期(8月)に一斉にワクチンを打ったので、免疫が非常に短い間で(感染を防ぐ)抗体が上がってきた。(ワクチンは)感染自体を予防する効果も非常に高い。そこで断ち切ることができたと思う」

県内のワクチンの接種率は1回目が78.17%、2回目が74.35%に達しており、一部の自治体では3回目のワクチン接種に向けた準備も進んでいます。国産ワクチンの開発にも関わっている永田さん。来年の春ごろに海外から変異ウイルスが持ち込まれる可能性もあるものの、「第6波」が訪れる可能性は低いとみています。

(永田社長)「(第6波が)来るという可能性は非常に低いと思う。感染者も激減している。3回目のワクチンの接種時期(来年春)に重なる。波が出る要因やリスクは見当たらない」

当面は「第6波」が訪れる可能性は低いという2人の専門家。感染の再拡大を抑えるためにはワクチンの接種がカギを握ると強調します。

(永田社長)「ワクチンを打っていない人は感染リスクが非常に高い。かかった時には症状や後遺症がある。後遺症は長引き、何か月も続くことがある。打った方がメリットがあるのは明確」

県内でも感染が落ち着いている新型コロナウイルスですが、マスク着用や消毒、密を避けるなど基本的な感染対策を続けることが大切です。

なお、国は今月末をめどに1、2回目のワクチン接種を終了する方針を示していますが、それ以降でもまだ接種していない希望者は保健所などで接種できるため、各自治体に問い合わせてください。

一方、鹿児島市は、3回目の接種を来月1日から来年7月にかけて行う予定で、一部の医療従事者への接種券を今月18日に発送すると発表しました。一般向けの接種券発送は1月中旬以降の見込みです。

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