鹿児島県内で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、鹿児島市は学校現場で感染者が確認された場合、原則5日間、学校閉鎖することを決めました。
これは9日に開かれた鹿児島市の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、明らかになったものです。
市立学校の児童・生徒、教職員などに1人でも陽性が確認された場合、感染者が通う学校を原則として5日間の学校閉鎖します。また、児童・生徒、教職員の家族が感染し、濃厚接触者となった場合は、陰性であっても2週間は、自宅待機とします。
(鹿児島市 杉元羊一教育長)「クラスター発生が報道されて不安が、子ども・教職員・保護者に広がっていたので、学校を再開したときに、安心して子どもたちが再登校できるために、最初でしっかりとした徹底した対応が必要」
鹿児島市教育委員会では、学校現場で偏見や差別などが生じないように、児童・生徒や保護者、教職員への配慮を十分に行うよう指導していくとしています。