鹿児島県と鹿児島市は8日、新たに3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。鹿児島市のショーパブで発生したクラスター関連の感染者は100人となり、これで県内で感染した人の数は、122人となりました。
県と鹿児島市は会見し、新たに鹿児島市の20代男性、霧島市の30代の男女2人の合わせて3人が新型コロナウイルスへ感染したことが確認されたと発表しました。
鹿児島市の男性は先月26日に鹿児島市のショーパブ「NEWおだまLee男爵」を利用していたということです。
県内で感染した122人のうち、今月に入り確認された感染者は111人で、このうち鹿児島市のショーパブで発生したクラスター関連は100人となりました。
市は今回のクラスターに関連して、かごっまふるさと屋台村の従業員3人と客からも陽性反応が出ているとして、先月13日から29日の間に「NEWおだまLee男爵」を利用した人と屋台村の3店舗「TAGIRUBA」、「SATSUMA」、「焼酎Bar維新館」を公表し、先月25日から29日までの間に利用した人は、帰国者・接触者相談センターに連絡するよう呼びかけています。
また、県は8日から一部の飲食店に休業を要請しました。対象は県内全域のキャバレー、ナイトクラブ、ダンスホール、スナック、バー、パブのうち接待を伴う飲食店で、期間は今月21日までの2週間です。