新型コロナウイルスに伴う休校で不足した授業時間を確保するため、霧島市立の小中学校の夏休みが、8月1日からの1か月間に短縮されることになりました。
鹿児島県内の市町村立の学校で、夏休みの短縮が決まったのは初めてです。
霧島市教育委員会によりますと、霧島市立の小中学校では、新型コロナウイルスの影響で3月3日から25日までと4月23日から5月6日までの2回休校しました。休校によって不足した授業時間を補うため、夏休み期間を8月1日から31日までの1か月間に短縮し、7月20日から31日までの平日8日間は授業日にするということです。
MBCが12日、県内43全ての市町村の教育委員会に夏休みの短縮について問い合わせたところ、短縮が決定しているのは霧島市のみで、短縮しないと回答したのが中種子町、屋久島町、宇検村、瀬戸内町、天城町の5町村でした。そのほかの市町村は検討中としていますが、霧島市と同じく8月1日からの1か月間に短縮することを検討しているところもあります。