国体期間中、各地の競技会場でその地域ならではのおもてなしが行われています。成年女子バレーボールが行われた鹿屋市では、あの地元名物が振舞われました。
雨が降る中、競技会場前で準備を進める人たちがいました。
「鹿屋市の特命係長ですので、カンパチロウ」
この日、鹿屋市は全国から集まる人々に、自慢のカンパチを食べてもらおうと鹿屋市漁業協同組合の協力を得て、カンパチ丼300食を無料配布しました。
「かんぱち丼は鹿屋の名産ですので、美味しいかんぱちを食べてもらいたい」
串良平和アリーナで行われた、バレーボール成年女子。アリーナには、地元・鹿屋体育大学を中心としたチームを応援しようと多くの観客が駆けつけました。この日、鹿児島の成年女子は、Vリーグの選手を中心とした強豪・滋賀県にストレートで快勝しました。
(成年女子バレーボール 内瀬戸真実主将・県スポーツ協会)「私自身大学四年間鹿児島で過ごしたので、地元の方に応援してもらえるのは嬉しいし、会場が一体になって試合が出来ているのでうれしいです。」
試合後に始まった、カンパチ丼のふるまい。悪天候にも関わらず、多くの人が集まりこの時間の配布分150食は、5分ほどで無くなりました。
(姶良市からの観客)
「最高です」
「おいしいです」
(大阪からの観客)「垂水の道の駅でかんぱち丼を食べるつもりだったけど、ここで食べられた、おいしかった」
(鹿屋市役所串良総合支所 山下健二さん)「よかった、やった。天気が悪いからあまり出ないかと思ったけどよかった。今まで準備を頑張ってきましたので楽しみながらおもてなしできればいいなと思います。」