南大隅町で行われているのは、スピードが魅力の自転車競技、トラックレース。女子チームスプリントは2人でスタートし、1周したあとに先頭の選手が抜け、もう1人が2周目をゴールしたタイムを競います。
1・2位決定戦では、鹿児島県代表の山本さくら選手と松井優佳選手が。岩手と対戦しました。1周を終え、2周目はリオオリンピック代表で、2児の母・山本選手が1人で走り抜きます。
「ベストは尽くせた」というものの、惜しくも敗れた鹿児島。準優勝に終わりました。
(松井選手)「精一杯のタイムを出せた。2位だったけど、価値のある2位だった」
(山本選手)「出産後も選手として活動するなかでもサポートしてくれた。最初から最後まで感謝の気持ちでいっぱい。鹿児島じゃなかったら子供2人いて活動できなかった。鹿児島でよかった」
一方、先頭を交代しながらタイムを競う男子4キロチーム・パーシュート1・2位決定戦に出場したのは、原田裕成選手、冨尾大地選手、古谷田貴斗選手、津留峻選手の4人。
去年優勝の京都と最後はぎりぎりの戦いに。わずか0秒61差で優勝には届かなかったものの、堂々の準優勝です。
(原田選手)「負けてしまったけどベストなレースができた。このチームで走るのはこのレースで最後。精いっぱい走れたと思います。よかったです」