来春の「センバツ」につながる高校野球・秋の鹿児島県大会。
9月13日は決勝が行われ、神村学園が2年連続の秋の頂点に立ちました。
7年ぶりの優勝を目指すれいめいと、準決勝をコールドで勝ち上がった神村学園の対戦。
神村は、序盤から足を絡めた攻撃などでれいめいのエース・谷内を攻め立て、リードを奪います。5回ウラには3・2塁のチャンスから2番・増田がライトにタイムリー。2点を追加し、神村がリードを6点に広げます。
一方、神村のエース・今村のテンポの良いピッチングに苦しんでいたれいめいは、7点を追う8回表、2・1塁のチャンスで途中出場・荒木のライト前へのタイムリー。1点を返すと、さらに進塁した荒木が神村バッテリーの一瞬の隙を突くホームスチール。終盤の粘り強さをみせたれいめいが2点を返します。
しかし、神村の先発・今村の156球の力投の前に反撃及ばず。
終始、試合のペースを握り続けた神村学園が8対2でれいめいを破り2年連続となる秋の県大会優勝を果たしました。
試合後、優勝した神村学園の川下主将は「記録に残らないミスや凡ミスがまだまだある。九州大会まで1か月あるので、課題に向き合ってもう一度練習していきたい」と話しました。また、れいめいの藤本主将は「九州大会では今回の経験を生かして、いかに冷静にできるかが大事になる。」と、次に向けて引き締まった表情で話しました。
神村学園とれいめいは、センバツ出場を目指して九州大会に出場します。
その九州大会は、10月28日から福岡県で開かれます。