もうすぐ2月ということで、入学に向けて準備をされている親御さんもいらっしゃるかもしれません。
そこで、MMD研究所(モバイルマーケティングデータラボ)の「スマホデビューはいつから?」という調査データを紹介したいと思います。
MMD研究所 調査データ「初めてスマートフォンを持つ子供と親への意識調査」
◆初めてのスマホは何歳?
まず、平均的に何歳ごろから子どもにスマホを持たせると思いますか?
なんと、小学6年生が最多!なんですね。
スマホデビューは小学6年生が最多で14.9%。次いで、中学1年生12.7%、中学3年生が10.0%となりました。
小・中・高でまとめると、小学生が51%と最も多く、次が中学生、そして高校生となりました。
一瞬「早いな~」とも思ったのですが、最近は、小学生のうちから習い事や塾など小学生も忙しい時代。
家族との連絡などにも必要なのかもしれません。親としても子どもと連絡がとれるのはホッとしますよね。
◆子どもが巻き込まれたスマホのトラブル 一番多いのは〇〇
スマホを持つということは、インターネットを気軽に使えるようになるということ。
家族や学校以外のつながりやコミュニティも生まれてきますよね。
アンケートの中には「子どもがスマートフォンを所持してからトラブルに巻き込まれたことがありますか?」という項目もありました。
結果は、「巻き込まれたことがある」と回答した人が20.1%でした。なんと5人に1人!
さらに、小中高別で見ると、小学生が26.8%、中学生が13.8%、高校生が10%。
はじめてスマホを持つからこそ、慣れないからトラブルに巻き込まれる、トラブルを起こしてしまうというのもあるのかもしれません。
またトラブルの中身として、
1.「ゲームや有料課金サイトで大幅に課金してしまった」
2.「LINEなどのコミュニケーションツールで既読無視されて、友達と険悪になってしまった」
3.「不適切な写真を送るように言われたり、意思とは関係なく送られてきたりした」
が、14.9%と同率の結果になりました。
ちなみに、小学生が巻き込まれたトラブルで一番多いのはこの中のどれでしょうか?
なんと3番の「不適切な写真を送るように言われたり、意思とは関係なく送られてきたりした」が一番多いトラブルでした。
子どもも親御さんも苦しくなるようなトラブルですよね。
またこのアンケートでは、4人に一人が「トラブルに巻き込まれたときにどうしていいかわからない」という結果も出ています。
◆大切なのは「親がきちんと理解する」こと
これは、親がデジタルに関する問題や、スマートフォンのトラブルに関する知識を身に着けて、しっかり家族でルール作りをすることが一番です。
これが一番難しいのですが、子どもに世界とつながることができるツールを渡すからには、親である大人の側が理解していないといけないです。
また、子どもに対して悪い考えを持っている大人がいることも、子どもに理解させることも必要ですよね。