感染拡大が続く新型コロナウイルスについて、政府が25日に自宅などで勤務する「テレワーク」や「時差出勤」などの実施を呼びかけたことを受け、鹿児島県内で取り組みを始めている企業があります。
鹿児島市に本社を置く「現場サポート」は、建設現場の業務改善や効率化を図るシステムを開発、提供する会社で、社員数は39人です。およそ2年前から、働き方改革の取り組みの一環で、システム開発を行うエンジニア職で在宅勤務する「テレワーク」を導入しています。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、東京などでテレワークを使った在宅勤務を導入する企業が出始めている中、現場サポートでも27日から在宅勤務する従業員を増やすことにしました
通常、オフィス内の電話で顧客とのやり取りをするサポートセンターの従業員も、27日からは、自宅のインターネット回線を使って顧客とやり取りすることができるようになりました。
(現場サポートサポートセンター 大浜誠士さん)「いろんな働き方ができるようになったなと感じています。今回のように感染症の対策でやむを得ずテレワークということもあると思いますので、働き方の幅が広がったという印象です」
(現場サポート商品開発部 川畑勇喜部長)「いろんな働き方ができる環境を整えてきたつもりですが、こういった感染症の緊急事態を受けて、さらに危機的な状況でも普段通りお仕事ができて、お客様のお役にたつことができて。そういうところをもっと深化させていきたいと思います」
現場サポートでは、働き方改革に加え、危機管理の面からもテレワークが可能となる環境整備に努めていきたいとしています。
DATA:2020/02/27 20:11