今回は1997年3月26日に震度5強、5月13日に震度6弱を観測した県北西部地震。県の内陸地震想定では想定6パターンのうち4パターンで最大震度7に達すると想定されています。過去の災害を忘れず、備えに結び付けることが大切です。
1997年3月26日。薩摩地方北部を震源とする県北西部地震が発生しました。
地震の規模を示すマグニチュードは6.6、震度5強を薩摩川内市や阿久根市、さつま町で記録しました。
その後も地震が相次ぎ、最初の地震からおよそ一ヶ月半後の5月13日、薩摩川内市で震度6弱の地震が発生しました。
一連の地震で111人が重軽傷、建物の全半壊73棟の被害が出ました。
県の想定では、断層に伴う内陸地震が6パターン、そのうち4パターンでは最大震度7に達すると想定されています。
過去の災害を忘れず、備えに結びつけることが大切です。