りそなグループB2リーグ西地区首位と好調の鹿児島レブナイズは23日と24日、ホーム西原商会アリーナに西地区2位のライジングゼファー福岡を迎えて首位攻防2連戦を戦いました。2日間合計6600人を超えるブースターが大声援を送りましたが、強力な外国籍選手と帰化選手を補強した福岡に惜しくも連敗。首位を明け渡しました。
【GAME1 11/23(土)】
強力なインサイドで優位に立った福岡が中外バランス良く得点を重ねてリード。しかしレブナイズも2Qに森田や駒水ら3Pを4本決めて追い上げ、34-39で折り返します。3Qも強度の高いディフェンスから得点につなげ、ゲインズJrの連続3Pでついに2点差に。しかしその後ファウルに苦しみ、再びじわじわと離されると、勝負どころの決定力に差が出て万事休す。最後まで粘り強く反撃するも、77-84で敗れました。
★鹿児島 14 20 20 23 | 77
☆福岡 20 19 17 30 | 86
#23 ゲインズJr:22得点・6アシスト
#14 兒玉:14得点・5アシスト
#3 ハームス:11得点
【GAME2 11/24(日)】
序盤からシュートタッチが絶好調のレブナイズ。厳しいディフェンスからリズムに乗って攻撃につなげ、兒玉、上良、ハームスが次々に得点。開始3分で10-0と一気にリード。1Qを26-19とします。しかしその後福岡もインサイドの強みを活かして流れを取り戻し、前半終了間際に逆転。43-46と福岡3点リードで後半へ。後半もインサイドを中心に得点を重ねていく福岡に対して、レブナイズも激しく動き回るディフェンスで対抗。3200人を超えるブースターを何度も沸かせます。5点差で迎えた4Q。ゲインズJrの連続3Pで66-67と1点差に詰め寄ると、興奮も最高潮に。しかし大事なところでしっかりとシュートを決め切った福岡には届かず、71-84で連敗となりました。
★鹿児島 26 17 15 13 | 71
☆福岡 19 27 17 21 | 84
#23 ゲインズJr:17得点
#14 兒玉:13得点
#3 ハームス:12得点
◆カレロHC『40分間、諦めることなく試合でやろうとしてきたことを遂行し続けて、福岡相手に競った試合を展開できたことは良かったが、その遂行力に波があったことが課題。ただ我々は数か月前まではB3にいた中で、相手に胸を借りながらここまで成長を続けることができている。今回も成長につながる貴重な経験であった。強い相手に勝つためにはもっと多くのことを整理し、挑戦していかなければならないのだと確認することができた試合であった』
◆#12藤田『良い試合の入り方ができたが、1対1のディフェンス面で生じたズレから上手く守れず相手に自由にやらせてしまった。チームとしての課題はやはりディフェンス面であり、選手間のコミュニケーション不足などのミスも多かった。守り方にも良い守り方、悪い守り方とある。選手間の連携など含め、修正できる部分も多いので、次節に向けてしっかりと修正を図りたい』
◆#23ゲインズJr『強豪の福岡となると一つのミスを見逃してくれないため、まずはディフェンスをしっかりやりきることが重要となると感じた試合だった。レブナイズはまだまだ成長段階にあるため、この負けを引きずらずにもっと質の高いバスケットを遂行できるようにしっかりと準備していきたい』
レブナイズは次節もホームゲームで東地区5位の山形ワイヴァンズと今季初対戦。11月30日と12月1日にFアリーナいちき串木野で対戦します。
【B2西地区順位表】(11/24現在)
① ライジングゼファー福岡 11勝6敗 .647
② 鹿児島レブナイズ 10勝7敗 .588
③ ベルテックス静岡 8勝7敗 .533
④ 神戸ストークス 9勝8敗 .529
⑤ バンビシャス奈良 6勝9敗 .400
⑥ 熊本ヴォルターズ 1勝14敗 .067
⑦ 愛媛オレンジバイキングス 1勝16敗 .059
【B2東地区順位表】(11/24現在)
① アルティーリ千葉 16勝1敗 .941
② 富山グラウジーズ 12勝5敗 .706
③ 福井ブローウィンズ 12勝5敗 .706
④ 信州ブレイブウォリアーズ 10勝5敗 .667
⑤ 山形ワイヴァンズ 8勝9敗 .471
⑥ 青森ワッツ 7勝10敗 .412
⑦ 福島ファイヤーボンズ 4勝13敗 .235