発達した積乱雲がほぼ同じ場所に非常に激しい雨を降らせる線状降水帯。災害発生の危険度が急激に高まります。
気象庁では4つの条件を満たす場合を線状降水帯としています。
1.3時間で100ミリを超える大雨が500平方キロ以上の範囲で降ること。
2.大雨の範囲がライン(線)状であること。
3.3時間の雨量が150ミリ以上に達している所があること。
4.危険度分布で土砂災害警戒情報の基準を超え、大雨特別警報の土壌雨量指数基準の8割以上に達していること、又は洪水警報の警報基準を大きく超えていること。
線状降水帯発生の予測が出されたら、災害への心構えを1段高めることが大切です。