今週は、出水高校とれいめい高校の生徒さんにお越しいただきました!!
鹿児島県立出水高等学校2年、せいやこと、溝上誠也(みぞうえ せいや)さん
れいめい高等学校 文理科2年、みやちーこと、宮田千晴(みやた ちはる)さん
2人は以前にも出演してくれたメンバー。
せいや君→2022年7月3日&みやちー→2022年7月10日
去年7月に2人に出演したいただいた際は、「かごセレ~届け未来ビジョン~」というイベントで、高校生模擬選挙に立候補したということでお呼びしました。模擬選挙では、「高校生が県知事になったらどんなことを考えるのか」を立候補者が発表!!2人が掲げたマニュフェスト、どんな内容だったのか!?
<せいや君>
地域の交通網の整備を掲げました。各市町から鹿児島市への直通バスを設置。予算は、バス購入がおよそ2500万円、運行維持に年間およそ700万円。費用負担は鹿児島県が6割、市や町が4割。出水からバスで市内に行くとなると、阿久根、薩摩川内で乗り換えが必要で不便!新幹線だと高校生には高い。
<みやちー>
廃校を大学にしたい。大学と廃校をリモートで繋ぎ、地元で講義を受けるようにする。行きたい大学が地元から遠くても進学しやすくする。家でのリモートとは違い、友達を作ることも出来る。結果、鹿児島県の女子の大学進学率が全国でワースト1位であることや少子化による廃校の増加を解決することに繋がる。
そして今回、鹿児島県議会議員選挙の告示日が3月31日、投票日が来月9日ということで、2人と一緒に鹿児島の未来を考えました。
現役高校生の2人が将来不安なことってどんなこと?
せいや:公共交通の維持(路線バス、肥薩おれんじ鉄道など)、伝統芸能や行事の存続など。
みやちー:過疎化が進んで地元の個人店が少なくなってしまうこと。
若者を鹿児島に増やすためにはどんなことが必要だと思う?
せいや:インスタ映えスポットを発信していく。
みやちー:就職や進学の選択肢を増やす。例えば、ゲーム系の仕事や鹿児島版のファッション雑誌があれば。
鹿児島を県外や海外にPRするとき、どんな手段がよいと思う?
せいや:SNSが一番良いかも。利用者も多く、場所の雰囲気も伝えやすい。
みやちー:全国や各国の駅や空港に、鹿児島のすばらしい景色の生中継を見られるようにする。知ってもらうことが大事!検索しなくても見られる環境をつくる。
去年行われた和牛のオリンピックで鹿児島が日本一となりましたが、たとえば海外で行われる『日本のお肉市、お肉フェス』があったら、他の都道府県のライバルのお肉がひしめく中、2人はどうやって鹿児島のお肉をPRする?
せいや:日本一の横断幕を掲げる。生産者の声を届ける。
みやちー:試食をしてもらって、とにかく味ももっと知っていただく。
2人が最も気になる政策は?
せいや:個人的には公共交通。沿線の魅力を伝えきれていなかったり、地元の人さえ魅力に気づいていないことも多いので、それを伝えていけるような政策がある立候補者がよい。
みやちー:若者の進学を支援する政策(鹿児島は全国的に進学率が低いから)。
2人がそれぞれ今取り組んでいることも?
せいや:インスタグラムで地元の魅力を発信しています。今まで一番反応があった投稿は、イチゴの無人販売所。
みやちー:生徒会長として、生徒がより楽しい学校生活を送れるような環境づくりを頑張っています。生徒会長は2期目。
1期目→ツーブロックが校則で禁じられていましたが、条件付きで認められるようにした。
2期目→体育祭の学年種目を変更したい&ホワイトボードの設置して、生徒会と他の生徒が交流できるボードにしたい。
そんな2人の将来の目標は?
せいや:地方公務員になって、地域の活性化をしていきたい!
みやちー:小児科医になりたいです!
2人ともしっかりとご自身の意見を話してくれました!
大人の皆さんからも参考になったと多くの声をいただきました!!