前節まで7連敗で迎えたアウェイ戦。降格圏内脱出に負けられない鹿児島ユナイテッドFC。22日は18位の栃木と対戦しました。
鹿児島ユナイテッドFCは、前半2分に左サイドから入れたスローインを圓藤がコントロールし、ゴール右サイドへ蹴りこみ、先制します。その後、前半終盤に再三決定機をつかんだ鹿児島ですが決めきれず、前半は1点リードで折り返します。
しかし後半36分、栃木に左からロングスローを入れられると、栃木・小堀のヘディングシュートは、GK泉森のオウンゴールを誘い、同点に追いつかれます。
さらに、終盤には栃木の南野の左サイドからの突破に、鹿児島の藤村がファウルをし、PKを与えてしまいます。栃木の南野は、このPKを左隅へ決めて2対1とします。
試合はこのまま終了。鹿児島ユナイテッドFCは11試合連続で白星をあげられず、チームワーストの8連敗です。
敗れた浅野監督は「いい形で先制点がとれた。ロングスローからの失点は注意していたが、やられてしまった。追いつかれ、気持ちが下向きになった。結果が全て。逆転負けでは目指しているところでは届かない。これだけ勝ちがないと苦しさが続く。可能性がある限り信じて、いい準備がしたい」と話しています。
鹿児島ユナイテッドFCは次節、ホームの白波スタジアムで14位の水戸と対戦します。