
鹿児島市内にある「奄美の里」…奄美群島で作られる伝統工芸品「大島紬」の製造工程を見られる工房に、レストランや庭園を併設。奄美の自然や文化に触れられるスポットです。


世界三大織物にも数えられる大島紬は、およそ40の工程から緻密な柄を描き出します。
日本を代表する絹織物として1970年代には生産量のピークを迎え、その技術力が注目されていますが、昨今の着物離れや後継者不足で生産量は激減。


この道50年の上村和己さん(75)は、大島紬の洋装品の制作へ自らの技術を広げてきた職人。新たな時代を感じさせるネクタイやバッグを生み出しています。

鋭い目線が向かうのは、1本の糸と常にアイデアを書き留めるノート。
長年紬と歩んできたからこその感覚と思いがあります。
1本の糸に綿密な色付けがされ、縦糸と横糸が交わってひとつの柄になる大島紬。 「結い」の思いで紡ぐ、大島紬の未来…職人たちの日々を追いました。











