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高さの優位生かせずホームで痛恨の連敗 鹿児島レブナイズ

りそなグループBリーグB2で西地区3位の鹿児島レブナイズは22日と23日、東地区4位の横浜エクセレンスをホーム西原商会アリーナに迎えて2連戦を戦いました。横浜はケガなどで主力を含む5人を欠き、ベンチ入りわずか9人という状態の中、レブナイズは高さなどの優位性を生かせず痛恨の連敗でした。

【GAME1 11/22(土)】

試合は序盤、レブナイズが激しいディフェンスで流れをつかむと、兒玉の3P2本などで4分あまりで10点差をつけます。しかし横浜のエース、ボイドの得点などで追い上げられ、1Qは20-17と3点差。すると2Qから大きなシーソーゲームが始まります。横浜が連続10得点で逆転すると、レブナイズも連続16得点で再逆転。しかし再び横浜に3連続3Pを決められ、43-45で前半を終えます。後半3Qは一進一退の中、駒水や藤田の3Pなどで連続12得点を挙げ、レブナイズが一時8点リード。しかしこの勢いを持続できないのが今季のレブナイズ。再び逆転を許し、69-70で3Q終えます。すると4Q開始からいきなり連続11失点で突き放されると、横浜に最後までリードを保たれて勝負あり。横浜のエース、ボイドにB2キャリアハイの44得点を奪われる敗戦でした。

☆横浜EX 17 28 25 32 | 102

 #23 ゲインズJr:27得点・12リバウンド

 #22 シャーマ:24得点・17リバウンド

 #10 駒水:14得点

 #14 兒玉:9得点・8アシスト


【GAME2 11/23(日)】

GAME1に続き横浜のボイドとモーアが絶好調で序盤から3Pを量産。レブナイズも兒玉の3Pやインサイドからシャーマが得点を伸ばして、1Qだけで28-37というハイスコアゲームに。2Qに入って藤田や駒水の得点などで追い上げますが、要所で突き放される展開が続き、前半は49-60と大きくビハインド。レブナイズは3Qに駒水、兒玉、藤本の3Pなど連続11得点で一時3点差に詰め寄ります。しかし同点のチャンスを生かせず、そこから再び突き放されると、3Q残り3分半でアウダがアンスポーツマンライクファウルとテクニカルファウルで退場となり、ピンチを広げます。最終4Qに、早い攻撃から積極的にシュート狙いますが、逆に横浜に立て続けに3Pを決められ、さらにリードを広げられます。結局、今季ワーストの113失点で痛恨の連敗。GAME1に続き、相手に3Pを15本決められる課題を背負いました。

☆横浜EX 37 23 24 29 | 113

 #22 シャーマ:22得点・13リバウンド

 #10 駒水:19得点

 #23 ゲインズJr:14得点・8アシスト

 #9 藤本:13得点・6アシスト

 #14 兒玉:12得点

◆カレロHC『ビッグマン不在のスモールラインナップの相手に対して高さを活かせず、自分たちのスタイルを構築できないというバスケットを展開してしまった。相手をオープンにして得点を重ねられてしまったことを受け止め、ハードワークに徹して守備を機能させていかなければならない。望んだ結果ではなかったが、この結果を引きずることなく敗戦を学びと捉え、次節岩手戦での勝利に照準を合わせて、改善と準備を行っていく』

◆#9藤本キャプテン『絶対に勝利が必要という状況で、強い気持ちとチャレンジャーとしての意識が全体的に欠如していた。どんな状況であっても自分たちのバスケットを遂行するためには、普段からもっと細かく準備をしなければいけない。今までやってきたこと自体は間違いではないが、そこに何かプラスの要素を加えなければいけない時に来ている。高い確率で点数を重ねるプレーを突き詰めていくだけでなく、選手、スタッフ、フロント、クラブに関わる全員が前を向き、一つになって戦っていきたい』

◆#10駒水『アグレッシブに動くという自分たちの展開に持ち込むことができず、攻守の切り替えも機能しなかった。今、時間をかけるべきなのか、クイックに行くべきなのか、コート上の5人が正しい共通理解を持てなかったことが反省点だと感じている。今季は昨年と比べても自分がやらなければいけない。という強いメンタリティと自信を持って試合に臨んでいる。試合で起こり得るあらゆる状況に適応していくためにも普段からの連携を大切にしたい』

勝率5割を切り、順位も西地区4位に下げたレブナイズ。次節は今月29日と30日、東地区5位の岩手ビッグブルズとアウェーで対戦します。


【B2西地区順位表】(11/23現在)

① 神戸ストークス      16勝1敗 .941

② 愛媛オレンジバイキングス 13勝4敗 .765

③ ライジングゼファー福岡  9勝8敗 .529

⑤ バンビシャス奈良     7勝10敗 .412

⑥ 熊本ヴォルターズ     5勝12敗 .294

⑦ ベルテックス静岡     3勝14敗 .176


【B2東地区順位表】(11/23現在)

① 福島ファイヤーボンズ   16勝1敗 .941

② 福井ブローウィンズ    10勝7敗 .588

③ 信州ブレイブウォリアーズ 10勝7敗 .588

④ 横浜エクセレンス     9勝8敗 .529

⑤ 岩手ビッグブルズ     7勝10敗 .412

⑥ 山形ウィヴァンズ     3勝14敗 .176

⑦ 青森ワッツ        3勝14敗 .176

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